【吹き出物がしつこくできる場所もヒントに】美しい肌のためのセルフケア:ツボ、経路ケア、食事
思春期は過ぎたのに、生理前や生理中、少し食べすぎたときなどにニキビや吹き出物が出てしまうことがありませんか? 私はヨガ講師として活動するのと同時に、整体で日々クライアントさんの身体をケアしたり、栄養士の資格を活かしてレシピ本の監修をしたりといろんな面からの健康をサポートしています。今日は気になる肌荒れについて個々の症状にあわせて取り入れているセルフケアワーク、ツボや経絡ケア、そして肌荒れが出ているときに気を付けたい食についても紹介していきます。
季節の変わり目は肌がゆらぎやすいとき。そして月経前に必要な黄体ホルモンの働きが大きすぎると皮脂分泌が多くなり、肌荒れをしやすくなります。女性はご自身の生理周期を把握して、睡眠不足やストレスなどをため込まないようにしていきたいですね。ヨガなどで身体を軽く動かす、音楽を聴くなど甘い物を食べる以外のリラックスできる方法をみつけておくのも大切なセルフケアのひとつ。
吹き出物ができる箇所もひとつのヒントに
吹き出物は過剰に分泌した皮脂が毛穴につまり、細菌によって炎症をおこすことによって出てきます。原因は便秘やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、ストレス、食べすぎ、肌の乾燥など様々。
大人になってから(思春期以降に)できるしつこい吹き出物は日常のストレスやホルモンバランスの乱れが原因となっていることが多く、吹き出物ができやすい箇所には個人差はあれど、ある程度傾向があり、ホルモンバランスの乱れから出やすい場所はあごやおでこなどにでやすいようです。口の周りや鼻にできるときは食べすぎや食生活の乱れで胃腸が疲れているサインともいわれているので、脂肪がたっぷりのものやアクの強いものを食べすぎていないか食生活をみなおしていくことも必要です。そして血液の状態がよくないと、フェイスライン上に吹き出物が出やすくなります。フェイスラインの吹き出物は洗顔料のすすぎ残しなども原因となる場合があるのであわせて注意しましょう。
洗いすぎもよくないですが、汗がたくさんかいたあとなどはそのままにしておくと皮脂や汗に含まれる塩分や微量ですが老廃物も含まれるので放置すれば肌荒れの原因になることも。汗をかくことで余分な水分や老廃物を出せるので発汗自体は美肌には+の面が大きいですが、放置はせずにすぐにハンカチなどで汗をふきとり、できるときは水でさっと洗い流して清潔にしておきましょう。
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AUTHOR
仁平美香
WAY-TOKYOヨガ&ボディケアサロン主宰 パーソナルヨガおよびグループレッスンの他、オイルマッサージ、指圧整体等を様々な年代のクライアントに提供。ヨガ講師(WomensAwarenessYoga、月経血コントロールヨガ、産後、マタニティヨガ等、講師養成スクールにて講師育成を行うほか、イベントやレギュラークラスで指導中)、栄養士。女性のためのヨガ協会代表。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等8冊の著書がある。雑誌・WEB等コラム連載&監修多数。
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