たるんでいるようで、実は硬い?【太ももの内側】フォームローラーを使った「内ももほぐし」のやり方

 たるんでいるようで、実は硬い?【太ももの内側】フォームローラーを使った「内ももほぐし」のやり方
Adobe Stock
伊藤香奈
伊藤香奈
2021-01-30

太ももの内側はたるみが気になる部分ですが、実は深層部分は硬くなっていて筋肉が使えていないということが多いのです。内ももをほぐし、目覚めさせてほぐれやすく&使いやすい筋肉に育てていきましょう。

広告

内ももはたるんでいるのではなく硬くなっている!?

太ももの内側(=内もも)は太ももの表面や裏目に比べると小さめの筋肉が多く集まっています。内もものたるみが気になるという方も多いと思いますが、実は内ももの柔らかいお肉の深層が硬くなっていることをご存知でしょうか。特に女性は緊張すると内ももが硬くなりやすいと言われています(子供の頃、緊張すると両手を合わせて内ももに挟んでモジモジしてしまうというクセがあった方もいるのでは?)。緊張すると内ももに力を入れてしまうことで、外側の筋肉はたるたるでも、深層の筋肉は硬くなっているということが起きているのです。

内ももの筋肉
内ももの筋肉は骨盤から太ももの骨に繋がって扇状についている

内ももをフォームローラーを使ってほぐそう!

内ももの筋肉は、一見表面はたるたるに感じますが、奥の方は硬くなっています。何層にも重なっている筋肉を深層までほぐしていくには、フォームローラー等の道具を使ってほぐしていくのが効果的。フォームローラーがない場合は、ヨガブロックや筋膜リリースローラー等、適度に高さと硬さがあるものを使っていきましょう。

深層の筋肉をほぐし目覚めさせることで、筋肉が動かしやすくなりトレーニング等の効果も出やすくなる可能性が。さらに、内ももに近い位置にある骨盤底筋や膣周りの血流アップも期待でき、女性には嬉しい効果も期待できるのだそう。まずは内ももにローラーを当ててみて、硬くなっている状態に気づくところから始めてみましょう!

ライター/伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学の知見を深め、ヨガ・ストレッチ・筋膜リリースを組み合わせた独自のエクササイズで痛みを克服。この経験をもとに「股関節ヨガ」というオリジナルメソッドにまとめ、「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるヨガを考案。股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。Instagram:@itokanayoga45

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

内ももの筋肉
たるんでいるようで、実は硬い?【太ももの内側】フォームローラーを使った「内ももほぐし」のやり方