腰痛・ぽっこりお腹・パンパンの足…すべて【反り腰】が原因?反り腰改善ヨガ動画
反り腰を放置していると様々な症状が出てきてしまいます。反り腰による体への影響と原因をお伝えし、対策としてヨガ動画をご紹介します。
反り腰が及ぼす体への影響とは?
反り腰を放置しているだけでなく、無意識に反り腰になってしまっている方もとても多いのです。特に女性に多い反り腰ですが、反り腰によって身体には様々な影響があることをご存知ですか?まずは、反り腰とはどんな状態か解説します。
反り腰とは、その名の通り腰が反った状態にあることです。骨盤は傾き、腰椎の反りが強い状態で固定され、それを補おうとして膝はピンと伸び、重心は前にかかっています。そのため、まず背中や腰などの身体の背面は常に張ってしまいます。中でも腰への負担は大きく、反り腰で立っているだけでも負担がかかりますが、特にデスクワーク中には体が前傾しやすいため腰への負担が増してしまいます。体の前面は緊張状態にあり、特に胸が張り出しやすいです。このように身体への負担が大きい反り腰による症状は様々ですので、まとめてみましょう。
・慢性的な腰痛
・太ももの前側が張っていて太くなりやすい
・ぽっこりお腹
・ふくらはぎや脛がパンパンに張りやすい
・足のむくみ
・呼吸が浅い
・肩こり
・頭痛
・イライラしやすかったり怒りっぽくなったりする
反り腰改善の鍵は横隔膜
反り腰の状態が身体に及ぼす影響はおわかりになりましたでしょうか?では、どのように改善したらよいでしょう?姿勢を維持する筋肉の衰えや、ハイヒールを履く習慣や急激な体重増加は反り腰の原因になりやすいため、それらを改善することも必要です。さらに、ここではすぐにできるもうひとつの反り腰改善方法をお伝えします。
反り腰改善の鍵を握っている部位のひとつは横隔膜です。反り腰だと常に胸を張っている状態にあるため、横隔膜が引き上がっている状態にあります。この状態では無意識に胸式呼吸を行っていることが多く、交感神経が常に優位になってしまいます。すると、興奮状態になりやすく、イライラしたりせっかちになったり、肩こりや頭痛が出てしまうこともあるのです。そのため、横隔膜を下げることでこれらが改善しやすくなります。さらに、反り腰によって張ってしまっている上体を整えるために背骨の動きをつけてあげることも大切です。以下の動画を見ながら一緒に動いてみましょう。
ライター/磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出会い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンでのレッスンを行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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