【本紹介】自然の力で日々のカラダを整える、持っておきたい2冊
2020年はコロナウィルスの影響を大きく受けた1年となりましたが、その中で、体調管理を強く意識する方が増えたのではないでしょうか?一口に体調管理といっても、様々な手法があります。ここでは、自然の力を借りたアプローチの本をご紹介します。
ちょっとした不調は自然の力で整えよう
医療機関にかかるほどではない、ちょっとした不調。頭痛、風邪、肌荒れ、肩こり、月経痛・PMS、目の乾燥など、一度は辛いと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。いざという時に即効性を持つ薬も方法のひとつですが、「できれば薬に頼りたくない」と思う方にオススメなのが、植物や土など、自然の力を借りて整える方法です。
人間よりも遥か昔から生き延びて来た植物には、多くの人々が昔から助けられてきました。自然の力というとアロマやハーブなどが想像しやすいですが、特別な道具や材料を使わずに、家の中にあるものを使って手軽にできることもたくさんあります。どんな材料が使われているかが目に見えるので、安心にもつながりますね。
さて、こういった情報はインターネットでも調べることができますが、ひとつひとつ調べていくのは時間がかかってしまいます。体に関することなので、特に正確な情報を手に入れたいですね。そんな時に適しているのが、情報がまとまっていて正確性の高い本を1冊持っておくことです。
それでは早速、手元に持っておきたいオススメの本を紹介していきます。
オススメの自然ケアの本
自然ぐすり - 植物や食べものの手当てでからだとこころの不調をととのえる -
私はこの本をすぐ手に取れる場所に置いています。「喉が痛いな」「ちょっと食べ過ぎたな」といった時、症状別に逆引きできる構成がとっても便利で、辞書のように引いて使っています。読んでいて、何気なく食べていた食材に秘められたパワーを知りびっくりすることも。体だけでなく、「やる気がでない」「眠れない」といった心の不調や美容、妊活・産前産後ケアまで幅広くカバーしており、すべての女性に近くに置いておいて欲しいと思います。「贈り本」としても喜ばれそう。
▼ココがおすすめポイント!
・日本におけるフィトテラピー(植物療法)の第一人者である森田敦子先生の実用著書
・レイアウトが見やすく、悩みや材料から逆引きできるので使いやすい
・取り入れ方の基礎や注意事項などがまとまっていて自然ケアのはじめの一歩として網羅的に楽しめる一冊
はじめてのクレイケア
最近、注目度が高まってきているクレイ(粘土)。大地の恵み、天然のケア成分と呼ばれ、ヘルスケア、美容、ホームケアまで幅広く活用できるクレイですが、どうやって使ったらいいのか分からないという方も多いはず。(私もそうでした)そんなクレイ初心者でも楽しめる「レシピ集」としてまとまった一冊。暮らしへの取り入れ方や、QAなど疑問もしっかり解消されるページも初心者への配慮を感じます。そして、とにかく写真がとっても彩り鮮やかでキレイ!パラパラと見ているだけでも気分のあがる本です。
▼ココがおすすめポイント!
・近年注目の「クレイ(粘土)」を活用した、現代の暮らしに寄り添った一冊
・スキン、ボディケアを中心に、湿布や歯磨きなど家族で使えるレシピを70種類紹介
・これまでの粘土のイメージが一新されるような、カラフルで目にも楽しい写真がたくさん
ということで、オススメの自然ケアの本を2冊ご紹介してきました。著者のお二人は、自身や家族の原体験から自然の恵みによるケアを学び始めています。ケアへの熱意と良いものを伝えたいという気持ちが溢れ、知識やレシピとなった良書です。きっとみなさんの日々の役に立つ一冊になると思いますので、手に取ってみてはいかがでしょうか。
ライター/Akane
「ゆるいオーガニック」を提案するライフスタイルブランド「HEY!LUCY」のディレクター。IT企業の会社員から一冊の本を読んでオーガニックに興味を持ち、ブランドを立ち上げることに。ブランド運営、エンジニア、執筆やイラスト制作などの異業種異職種で働くパラレルワーカー。本とパンが好きな面倒くさがりやの30代。 Instagram: @atou.organic
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