足先が冷たいけど…靴下を履いちゃダメ?靴下を脱いだ方がいいヨガポーズは

 足先が冷たいけど…靴下を履いちゃダメ?靴下を脱いだ方がいいヨガポーズは
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ヨガは基本的に素足で行いますが、寒い季節になるとやはり足が冷えやすいですよね。特に普段から冷えを感じている方は、つま先が氷みたいに冷たくなってしまうことも…。ヨガレッスン中は靴下を履いていてもよいのでしょうか?

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ヨガでは窮屈な靴から足を解放することで、足の筋肉を目覚めさせ、より繊細な感覚を育んでいきます。そうすることで、大地に根を張るようにしっかり地に足をつけて立つ感覚(グラウンディング)が芽生えます。心身をより安定させることができますので、やはり素足で行うのが理想的。けれど足が冷たくて辛かったり、集中できなくなってしまうのは困りますよね。では靴下を履いたままヨガすることはできるのでしょうか?

座ったポーズは靴下を履いていてもOK

ヨガ 靴下
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もし足先の冷えを感じる時は、レッスン前やウォームアップの時は靴下を履いたままでも大丈夫です。座ったままのポーズなら、ほぼ不自由なく行うことができます。手で足の指を持って動かすような足指ほぐしを行う場合もありますので、その際は靴下を片側ずつ脱いで行うのもよいでしょう。中には五本指ソックスを用意し、そのまま足指ほぐしができるようにされている方も見受けられます。

靴下を脱いだ方がいいポーズは?

立って行うポーズでは靴下を脱ぐようにしましょう。靴下を履いたままですと滑りやすいので、転んでしまう可能性も考えらえます。特にスニーカーソックスやフットカバーのように浅いタイプの靴下は、足からずれてしまいやすく踏ん張りがききません。レッスン中ダウンドッグが登場したら、そろそろ靴下を脱ぐタイミングだと思ってください。

どうしても靴下を履きたい!

足の冷えが辛かったり素足でマットに立つことに抵抗がある方は、一度インストラクターに相談してみましょう。座ったまま、もしくは横になって行うポーズがメインなど、レッスン内容によってはレッスン中靴下を履いていても問題ないクラスもあります。また、足裏に滑り止めがついているヨガソックスやレッグウォーマー、トレンカタイプのレギンスなどを上手に活用してみてください。ヨガブランドやフィットネス系のお店ですと、運動に適したものが販売していますのでお勧めです。

ヨガの効果のひとつとして血流がよくなることが挙げられます。冷える時期だからこそ、足先までしっかりと動かして血の巡りを促したいですね。寒い季節もひと工夫して、快適にヨガを続けていきましょう。

ライター/のぐち かなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義(RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。Instagram:@kaacyan123 

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