敏感すぎて疲れる…最近よく聞くHSP体質の人が心掛けたいちょっとした工夫

 敏感すぎて疲れる…最近よく聞くHSP体質の人が心掛けたいちょっとした工夫
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相手の顔色や様子がとても気になる、あれこれ色々と考えすぎてしまう、周りの環境の様々な刺激を受けやすい、誰にでも感情移入しやすい、これらの特徴はHSPと言われている体質の一部分です。当てはまる部分はあるでしょうか?人よりちょっと敏感気味だからこそ、日常でどんなことに気を付けると良いでしょうか。

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HSPとは

HSPとは、Highly Sensitive person(ハイリーセンシティブパーソン)の略です。5人に1人がこのHSP体質であると言われています。五感が鋭く、周りの人の言動・感情に敏感に反応してしまったり、音・匂い・光の刺激も敏感です。例えばとても仲の良い友人と夕飯を食べに行き楽しい時間を過ごせたにも関わらず、帰りの電車で1人になった途端にあれは言わないほうが良かったかな?変なこと言ってないかな?など考えてしまうことがあります。こうなってしまうとどっと疲れて、家に着いた瞬間にベッドへ入りたくなるかもしれません。HSPは病気ではなく生まれもった体質です。だからこそどういった点に気を付けて日常生活を送ると少し楽になるのかご紹介していきます。

心掛けたいこと① 1人の時間を意識的に設ける

この体質の人は、周りに誰かいると自分よりその人ばかりに意識がいってしまいがちです。寒くないかな、喉渇いていないかな、なにか会話したほうが良いかななど頭の中がフル回転。そこまで1人で頑張る必要は全くありません。仕事などでどうしても頑張りすぎてしまったときにも、おうちで1人時間を作ってあげてください。何もせず、ただぼーっと過ごすだけでも構いません。ぼーっとすることが苦手であれば、まぶたを閉じて呼吸へと意識を向けてあげましょう。徐々に吐く息を長くして、身体の中に溜まっているモヤモヤしたものを外へ吐ききっていきます。普段は周りに向いている矢印をご自身に戻してあげましょう。そしてご自身の心の声に耳を傾けてあげてください。

心掛けたいこと② 美しいと思えるものを見に行く

HSP体質の人は、美しい景色や芸術品などを見ると心が満たされやすくなります。今年は特に新型ウイルスの影響で、今まで以上に敏感気味かもしれません。次のお休みにぜひ近所の山や川、もしくは植物公園・美術館などに足を運んでみるのも良いでしょう。自然と気持ちが明るくなり、心もなんとなく軽くなっていくはずです。これからの季節は紅葉を見に行くのもおすすめです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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