今こそ一枚持っておきたい「ヨガラグ」役に立つのはこんなとき!
ヨガマットの上にぺローンと敷いて使う“ヨガラグ”。「ヨガタオル」と呼ばれることもあるこちら。一枚持っておくと重宝するのですが、「どんなときに使うの?」「ヨガマットがあれば十分じゃない?」などまだ使ったことがないという声もよく耳にします。では、ヨガラグはどのようなシーンで役に立ってくれるのでしょうか?
1.衛生面が気になるとき
自分ひとりが使うヨガマットならまだしも、スタジオで借りるヨガマットは不特定多数の人が使ってきたもの。干したり、表面を拭いたり消毒したりしていてもこのご時世ではちょっと衛生面が気になるのではないでしょうか。汗もかきますしね。
そこで使えるのがヨガラグです。ヨガマットの上に敷いて使用するので手や足、そのほかの身体のパーツがヨガマットに直接触れないだけではなく持ち帰って洗濯もできますので、使用毎に洗って清潔を保つことができるでしょう。
ヨガマットの素材によっては洗うことも可能ですがひと手間です。その点、ヨガラグは洗濯機で簡単に洗えてしまいますから持っていると重宝しますよ。
ただし、香りの強い洗剤や柔軟剤で洗濯をするとヨガの最中にニオイが気になるので気を付けて。もうひとつ、ほかの衣類への色移りにもご用心あれ。
2.気分を変えたいとき
ヨガラグの魅力のひとつとして「色や柄が豊富」ということが挙げられます。
きっとみなさん、自分の好きな色があったり「今日はこんな感じ」という気分があったりもしますよね。もし、ヨガをするときに使用するアイテムをその気分に合わせることができたら? よりハッピーな時間が過ごせるのではないでしょうか。
……ですが、それに合わせてヨガマットを用意したり選んだりすることって意外と難しい。それならヨガラグは?
ひとことでヨガラグと言ってもブランド物かプチプラか。価格から品質までそれぞれ。なかには「こんなにお手頃価格で?」というような高品質のものもあったりしますので、オンラインショップや店舗でチェックしてみてはいかがでしょうか。
もし手に取ることができるのなら、ヨガマットの上に敷かせてもらい滑り具合や肌触りを確認するとさらに安心です。
3.持ち運ぶのが面倒なとき
ヨガマットを持って移動をするのが面倒なときもありますよね。移動先がどこで、そこにはヨガマットがあるのかなどにもよりますが、もしヨガラグをサッと敷いてレッスンに参加できるような環境であれば荷物がかさばらないというメリットも。例えば、公園やビーチでのヨガであればヨガラグを一枚敷くだけでおこなってもよいでしょう。
※ 地面の温度や硬さにもよる(身体に痛みがある場合はヨガマットを敷くことをオススメします)
ヨガラグのサイズはだいたいがヨガマットと同じくらいかもしくはそれよりも少し大きいくらい。さらには生地が薄くコンパクトにたたむことができますので、少ない荷物で移動したいという人は要チェックですよ。
4.手足の滑りが気になるとき
ヨガマットに手足をつくアーサナをおこなっているとき、ズルッと滑ってしまったことはありませんか? 「ダウンドッグ」や「英雄のポーズⅠ・Ⅱ」などでヒヤッとした経験がある人も少なくないでしょう。
ヨガマットの素材や劣化具合によっては手足が滑りやすいものもあるので、安全におこなうために裏に滑り止めのシリコンがついたヨガラグを敷いてあげるのもひとつの改善策です。
ヨガラグ、使えますよね。これを機にチェックしてみてはいかがでしょうか。
ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。
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