ぽっちゃりさんのヨガポーズ|三角のポーズでわき腹のお肉が詰まる時は?【ヨガ動画】
ぽっちゃりさんが、よりヨガを楽しめるようなポーズのバリエーションをご紹介!今回取り上げるのは三角のポーズ(トリコナーサナ)です。
おなじみの三角のポーズでは、心地よい体側の伸びや胸の広がりを感じることができます。けれどぽっちゃりさんとして気になるのは、わき腹のお肉がつぶれて体側が詰まってしまうこと…。それではその原因や改善方法を見ていきましょう。
原因/背骨が曲がっているのかも?
上体を倒すと、天井に近い方の体側は伸びているけれど、床側のわき腹はお肉がむにゅっと詰まった感じがする…。それは背骨そのものが横にカーブして、体側が縮んでしまっていることが考えられます。また背骨がこの状態では、胸も広がりにくくなってしまいます。
改善方法/前脚の付け根から上体を倒すようにしましょう
わき腹をつぶさない為には、前脚の付け根(股関節)から上体を傾けていくことがポイントです。その時前脚を股関節から外回しにすることで、骨盤と太ももの骨がぶつからずスムーズに上体を倒すことができます。その上で床側の体側を意識的に長く伸ばすことで、わき腹のお肉がつぶれずにスッキリとした状態に!胸も広がりやすく、肩や首もより快適さを感じることができます。
それでは実際に三角のポーズに取り組んでみましょう!
三角のポーズ/トリコナーサナ
1. 両足を揃えた姿勢(タダーサナ)からスタート
2. 両足を左右に広げる(後ろ足のつま先は少し内向き/前足のつま先は90°外向き)
3. 上体を前足の方へ傾ける
観察ポイント/床側の体側が縮こまっていませんか?
手を床につくことを優先して床側の体側を縮めてしまうと、わき腹がぎゅっと詰まってしまいます。肩や首、呼吸も苦しい状態に。
改善方法/股関節から体を倒すよう意識しましょう
前脚の付け根部分(股関節)から上体を倒します。倒した側のお尻下の骨(座骨)を後ろ足のかかと目がけて下ろしていくようにすると倒しやすくなります。両体側(特に床側)を長く伸ばしてポーズに入りましょう。
4. 床側の手を脛、またはブロックに添える(わき腹のスペースを保つ)
※注意 靭帯に負担がかかりますので、膝をロックしないように!違和感があったら、少し曲げておきましょう。
5. 胸を天井方向へ広げ、上の手を天井へ伸ばす
6. 呼吸をしながらホールド
7. 手と上体を戻し、両足を閉じてタダーサナに戻る
8. 反対側も同様に行う
動画で動きをチェック!
いかがでしたか?手を床につくことよりも、自分の体の伸びや、呼吸をすることで感じられる広がりを大切にポーズを味わってみてください。形だけに囚われず、自分にとって快適なポジションを探していきましょう!
ライター/のぐち かなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義(RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。Instagram:@kaacyan123
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