王室も推進!"ハーブ大国"英国に学ぶ、暑い季節におすすめハーバルライフ

 王室も推進!"ハーブ大国"英国に学ぶ、暑い季節におすすめハーバルライフ
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成瀬美紀
成瀬美紀
2020-08-31

イギリスでは古くからはハーブ大国と言われており、多くの人が日々の生活にハーブを取り入れています。今回は今の時期におすすめのハーブをおすすめします。

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紀元前より薬草として世界中で親しまれているハーブですが、そのハーブの薬効は古くから知られイギリスではメディカルハーバリストが多く存在します。ハーブ医学療法として、人々の不調や体質に合わせて治療薬として処方している国であり、国全体が代替補完医療に理解を示しているとしても有名です。病名がつく場合などを除き、風邪やだるさなどのちょっとした不調にはメディカルハーバリストに相談し合ったものを処方してもらうことが多く人々の生活に欠かせないものとなっています。

チャールズ皇太子や英国王室たちが代替補完医療を積極的に支持していることから、限られた場所でまだ多くはないもののイギリスの国民医療サービス(NHS)でも、鍼灸やホメオパシーなどに加えてアロマセラピーなどのハーブ療法も行なっているそう。

hoto by Christin Hume on Unsplash
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イギリス生まれのハーブコーディアル

コーディアルとはイギリスで飲み継がれているハーブシロップ。ハーブなどを煮詰めて作る濃厚なシロップで、水やお湯、炭酸水・アルコールなどで割ってドリンクとしていただきます。民間療法として体調を整えるために飲用され古くから愛されています。

Photo by Mester Ilona on Unsplash
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「万能の薬箱」エルダーフラワー

エルダーフラワーとはスイカズラ科の落葉小高木、日本では「ニワトコ」と呼ばれニワトコの花の部分を指すハーブです。ヨーロッパ各地で5月から6月にかけて公園や野原・家庭の庭で咲き、イギリスではエルダーフラワーの開花で夏の訪れを感じると言われているほど馴染みのあるハーブです。初夏の一ヶ月ほどだけオフホワイトの小さな可憐な花をつけマスカットのような香りがあることから、甘味類や柑橘と漬け込んだコーディアル(シロップ)にしたりドライにしてハーブティーや料理に使ったりと各家庭の工夫によって楽しまれイギリスの伝統的な食のひとつとなっています。

Photo by Markus Winkler on Unsplash
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