「心地よく安定した姿勢…と言われても!?」瞑想ビギナーのための正しい座り方講座
某有名モデルも実践しているということで、最近また注目が集まり始めている瞑想。不安な気持ちを解消し、マインドに穏やかさをもたらしてくれるなど、いいことがたくさんあるが、そもそも「長く座っていられない…」という人も多いはずだ。そんな瞑想ビギナーのために、正しい座り方を伝授。心地よく安定した姿勢でいられるコツもご紹介。
瞑想をするときには、正しい姿勢で座ることが重要だ。だが、伝統的なヨガのポーズで座る必要はない。ただひとつの絶対的なルールは、背中をまっすぐにすること。まっすぐに、しかし硬直はさせずに、呼吸やエネルギーが自由に流れるようにしておこう。それができたら、あとは安定と心地よさが鍵だ。少なくとも20分は心地よくいられる安定した姿勢で座ろう。ここでは、3通りの座り方を紹介するので、そこからスタートしてみよう。楽な姿勢で座ったら、親指と人差し指をつけ、手のひらを上下どちらかに向けて膝の上に置く。するとエネルギーの循環が完全なものになり、体の中でエネルギーが拡張したり、引き上がったりするようになる。
瞑想するときのおすすめの座り方
1.壁のそばに座る
床にまっすぐ座るのが難しいという人は、壁際に安楽座で座り、腰の後ろに柔らかい枕を置こう(背中の中央ではなく、腰椎の後ろに置いておくように)。枕は、背中をサポートし、まっすぐな姿勢を保つのに必要な数だけいくつ使ってもいい。
2.脚を組んでシンプルに座る
床の上にスカーサナ(安楽座)で座る。床が硬い場合は、ラグか畳んだブランケットの上に座ると足首のクッションになる。腰が膝よりも約5~10センチ高くなるようにする。そうなっていないときには、硬いクッション、ウェッジ、畳んだブランケットを2、3枚重ねたものなどを坐骨の下に入れ、腰と臀部の位置を引き上げる。そうすると、直立した姿勢を保つためのサポートとなり、腸腰筋、腰の筋肉を保護する。
3.椅子に座る
座面が平らになっている、背もたれがまっすぐで、後ろに動かないタイプの椅子に背中をまっすぐにして座る(座面が平らな椅子がない場合は、写真にあるように畳んだブランケットを座骨の下に置き、骨盤を前傾させる)。足裏を両足とも床につけ、必要であれば枕かボルスターを腰の後ろに置き、背中をまっすぐに保つ。
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