Netflixで話題沸騰「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」出演者が語る驚きの内情
ドク・アントルが経営するサンクチュアリー、T.I.G.E.R.S.の元世話人でヨギのバーバラ・フィッシャーが大成功を収めた Netflixのドキュメンタリー番組の放送前と後の彼女の暮らしについて語ってくれました。
ゲイとストレートの複婚をフィーチャーしたショッキングで癖になる真の犯罪ドラマ、自己同一性を求めるレッドネック(アメリカの農村部に暮らす保守的な貧困白人層)、カルトリーダー、そして重罪を犯した犯人たちと殺し屋が次々登場するNetflixのドキュメンタリー番組「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」に登場する不安定なキャラクターの出演者は悲劇的ではあるものの視聴者を楽しませています。
彼らを結びつけるものは何でしょうか。
結局のところ、地球上で最も凶暴な大型ネコ科動物たちを育て、飼いならすことはそれほど物珍しいサブカルチャー的なことではないのかもしれません。
「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」の第2話では、サウスカロライナ州マートルビーチに拠点を置く絶滅危惧種または希少種の研究所(T.I.G.E.R.S.)の創設者で通称ドク・アントルとして知られているバガヴァン・ケヴィン・アントルについて詳しく知ることができます。人気のグル、スワミ・サッチダナンダ(1914〜2002年)の信奉者であるアントルは、バージニア州中央部にあるサッチダナンダのインテグラル ヨガ アシュラムにも80年代に暮らしていました。ヨガヴィルと呼ばれるアシュラムには、彼が初めて飼った虎を何頭か、そして子牛と思って救出したアフリカゾウ(名前はバブルス)が暮らしていました。インテグラルヨガの創設者であるスワミは、頻繁にアントルのトラとも一緒に写真に写ったり、ヨガヴィルで行われるパレードや一般公開の祝賀会などにも登場したりしました。
アントルの東洋哲学のルーツは奥深いものです。彼の曾祖母は、世界的に「あるヨギの自叙伝」の著者として知られる作家で20世紀にアメリカを旅した初めてのインド人のグルの一人、パラマハンサ・ヨガナンダの信者でした。また、彼の祖母はタロットやセアンス(高霊会)のような神秘主義に関心を持ち、母親はカリフォルニアのヒッピーで、アントルの言葉を借りれば「ウッドストックなライフスタイル」を送っていました。アントルの母親は息子にバガヴァンと名付けましたが、おおまかに訳せば「祝福された人」または「悟った人」を意味します。「私たちは居間や他の場所でもキルタンはしていませんでしたが、それが非常に魅力的であることは知っていました」とサウスカロライナ州マートルビーチにある彼の自宅からの電話でアントルは語りました。
18歳(1978年頃)を迎える目前、アントルはコネチカット州のアシュラムでスワミ・サッチダナンダによるヨガティーチャー・トレーニングを修了しました。そして一年後、彼はヨガヴィルへと引っ越しました。アントルは、当時のサッチダナンダについて、自ら現場で陣頭指揮を取り、積極的に携わっていたと述べています。当時、ヨガインストラクターのハルバジャン・シン・カルーサや詩人のティク・ナット・ハンなど、多くのスピリチュアル・リーダーやティーチャーたちがアシュラムを次々に訪れていました。
タイムラインの記憶が少しあやふやではあるものの、アントルによれば、1989年に彼の飼っている動物たちをマートルビーチへと移し、1992年頃、ドク・アントルのマートルビーチ・サファリを正式にオープンし、一般客を有料制で受け入れるようになりました。彼はオペレーションを助けてくれる「実習生たち」を積極的に募集するようになりました。その実習生の一人がバーバラ・フィッシャーであり、彼女のことは「タイガーキング: ブリーダーは虎より強者?!」の中でも特集されました。
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