今年の夏はエアコンに頼りすぎない!地球にもお財布にも優しい暮らしを考える

今年の夏はエアコンに頼りすぎない!地球にもお財布にも優しい暮らしを考える
Photo by 煜翔 肖 on Unsplash

たった数ヶ月の暑い季節を謳歌したいと期待を胸に膨らましている方も多い時期かもしれません。けれど楽しい夏にも落とし穴が。冷房による冷えで体調を崩してしまったり、電気代がいつもより高くなってしまったり、また最近は環境に与える影響も気になりますよね。今回は年間を通して平均気温が30度前後のシンガポールで過ごしている筆者がローカルの人に教わった冷房だけに頼らない過ごし方をご紹介します。

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冷房への頼りすぎに注意しよう

スイッチひとつで涼しさを得られる冷房。便利ではありますが、一方で冷房に頼りすぎることによるデメリットもあります。

冷房による冷え

梅雨が過ぎれば夏本番。実はこの時期は1年の中でも体の「冷え」が気になる季節でもあるんです。それは冷房の影響で室内と外の温度差があるため。戸外の暑さのせいでつい忘れてしまったり「寒い!」くらいがちょうどいいと感じる方もいるかもしれませんが、特に注意したいのが冷えの自覚がない「隠れ冷え症」。冷え性は、腰痛や坐骨神経痛、頭痛、食欲不振、生理不順、全身のだるさ不眠などにも繋がる厄介な症状です。

電気代も高くなる

夏の電気代は、ピーク時は50%以上がエアコン代ということが経済産業省の調査によって明らかになっています。節約のためにと思って冷房のスイッチをこまめにオンオフしたり弱運転にしているという方もいるかもしれませんが、実はこの行動は逆に電気代を上げかねません。それは室温を下げて設定温度にするまでの間が一番電気代がかかるからです。

環境にも影響が

冷房の過多な使用は大気中のCO2濃度が増えているのは「地球温暖化」にも影響があります。石炭や石油などの化石燃料の使用が増加したことが原因で起こる地球温暖化。私たちが家庭で使う電気は発電所で石油や石炭を燃やして作られていおり、エアコンも例外ではありません。

冷房に頼らない方法とは

Brandon Hoogenboom
Photo by Brandon Hoogenboom on Unsplash

体を冷やす食べ物や飲み物を取り入れる

食べ物や飲み物には、体を冷やす食べ物と温める食べ物があるということはご存知でしょうか。暖かい地域や夏の時期に旬を迎える食べ物は、一般的に体を冷やす食べ物です。

「体を冷やす」と聞くとついネガティブなイメージを持ってしまいますが体が必要としているものをバランス良く摂ることで、自然の恩恵を受けることができますよ。また熱中症対策にもなります。具体的には野菜ではキュウリ、トマト、ゴボウ、ナス、レタスなど、果物ではスイカ、パイナップル、メロン、キウイなどは火照った体を冷やしてくれる効果があると言われています。

扇風機

扇風機も電気を使いますが、エアコンに比べると電気代が格段と安くなります。

筆者の暮らすシンガポールをはじめ周辺の東南アジア各国では、シーリングファンと呼ばれる天井に設置する扇風機が主流です。シーリングファンは、天井で回転させることにより部屋の中の空気を循環させて室内の温度を均等に保ってくれ、省エネにも一役かってくれます。設置するための手間などがありますが、インテリアとしても活躍してくれます。

筆者は、自宅ではシーリングファンのみの利用で、エアコンはほとんど利用しません。

夜間は冷感グッズ

暑くて、寝苦しい夏の夜は、冷房をつけっぱなしにすることも多いかもしれません。すると翌日だるさを感じたり喉がヒリヒリしたりする…なんてことも。就寝時におすすめなのは「冷感アイテム」です。

冷感素材のシーツやタオルケット、冷却ジェル枕などを取り入れることで、快適に過ごすことができます。

グリーンカーテン

バルコニーに、すだれやグリーンカーテンなどを設置して陰をつくりだすだけでも涼しくなります。グリーンカーテンを利用することで、部屋の中に差し込む日差し自体を抑えることができ、部屋の温度を快適に保つことができるようになりますよ。

冷房をつける場合は...

kike vega
Photo by kike vega on Unsplash

設定温度に気をつける

冷房を利用する場合は設定温度に気をつけましょう。外気温にもよりますが環境省が推奨する設定温度は28度です。扇風機を併用して空気を循環させることができます。また、カーテンやすだれを活用するなど工夫をすることで涼しく快適に過ごしていくことができますよ。

外出時は冷え対策を

自宅では冷房を自分でコントロールすることができますが、オフィスや商業施設ではそうはいきません。外出時では薄手の上着や、足先の冷え対策ができるようなグッズを常に持参するようにしましょう。

食生活にも気をつけて

先述した通り、食べ物には体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。熱を取り除いてくれる体を冷やす食べ物は夏は積極的にとりたいのは事実ですが、食べすぎには注意。得に冷房下の中での冷たい食べ物は体の冷えを促して、体調を崩す原因ともなりかねません。冷房がついている施設やオフィスでは、冷たい飲み物よりも温かい飲み物を飲むようにするだけでも体には優しい選択となるでしょう。

ヨガが適度に体を動かそう

ヨガで適度に体を動かすことは、全身の血流を促してくれたり、自律神経のバランスを整えて冷えずらい体作りを助けてくれます。「太陽礼拝」は、体全身の筋肉や骨をエネルギッシュに使うため、血流を良くしてくれ体を温めてくれます。朝一番の習慣として実践するのはもちろんのこと、筆者は体や手足先が冷えているなと感じた時などにもプラクティスするようにします。体の芯から温めてくれて、冷えを撃退できますよ。

快適な夏を過ごそう

Tamara Bellis
Photo by Tamara Bellis on Unsplash

熱中症など、暑さが厳しい夏は冷房が活躍する場面も多くあります。もちろん暑さでバテてしまっては元も子もありません。ただ闇雲にエアコンに頼ってばかりいるのは考えもの。冷房に頼りすぎないで、快適に夏を過ごす方法を今から是非考えてみてはいかがでしょうか。

ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

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