月経カップ、実際どうなの?使用歴3年の私が感じたこと

 月経カップ、実際どうなの?使用歴3年の私が感じたこと
Photo by Anna Shvets on Pexels
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安全性

月経カップの素材には、医療用シリコンや天然ゴムが使用されているので体内に入れても安全と言われています。また必ず説明書に沿って使用することで安全性は確保できます。ただし、ゴムアレルギーの方には不向きと言えるでしょう。

義足のモデル足・ローレン・ワッサーは、タンポンの使用によりトキシックショック症候群(TSS)を患い足を切断したというニュースは世界中の女性に衝撃を与えこのニュースが出て以降、タンポンの安全性を疑問視する人が増えたことは言うまでもありません。

一般に約20%の人がその細菌を保持しているといわれる、黄色ブドウ球菌が生産する毒素によって引き起こされ、最悪の場合死に至る危険性もある怖い細菌感染による敗血症であるトキシックショック症候群。

タンポンを扱う大企業はタンポンを、天然素材(綿)でなく、レーヨンやナイロンなどの化学繊維で製造していることが多いそう。 合成繊維はタンポンの吸収性を促進。その一方で黄色ブドウ球菌が繁殖しやすい環境を生み出していると言われています。

エコロジーでエコノミー。しかも使いやすい

エコな月経アイテムとして日本で認知度が高いのが布ナプキン。私も妊娠中から使いはじめました。

エコに配慮した月経アイテムは初期費用が高いので、躊躇してしまうこともあります。けれど、結局長く使えるということは長い目で見てみるとそちらのが断然エコノミー(経済的)でもあるのです。ちなみに、Freedom cupは15年間持つそう!

私が布ナプキンよりも月経カップの方が使いやすいと思っているのは、使い捨て生理用品同様に定期的に替えなくてはいけないから。外出先で使用済みの布ナプキンを持ち歩くことへの抵抗感もありました。

また、月経カップは布ナプキンに比べて洗浄に時間がかからない使い勝手の良さも魅力だと感じています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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