「下腹だけがやせない…」ぽっこりお腹で悩む人のためのヨガポーズ4つ
スリムな体型でも下腹だけが出ている…ダイエットしても下腹だけがやせない…など、女性にとって体型の悩みで最も多い下腹ぽっこり。実は、下腹だけがやせない理由というのはいくつか原因があるようです。その原因とヨガでできる対策とは?
運動しても下腹がやせない主な原因3つ
1.腹部に効く運動ができていない
ジョギングなどの有酸素運動は脂肪を燃焼させるのに効果があり、ダイエットのために取り入れている人も多いかと思います。しかしこれをいくらやってもなかなかお腹の脂肪は取れないという場合も…。お腹はもともと脂肪が蓄積しやすく燃焼しにくい部分でもあります。運動による消費カロリーが高かったとしても直接お腹には効きにくく、ただ単に動いて汗をかくのではなく、腹部にしっかりアプローチする必要があります。
2.内臓を支える筋力の低下
内臓を支える筋力の低下により、胃や腸などの内臓が下がってしまい、下腹が出てしまうというケースもあります。内臓を支える筋肉として重要なのが体幹のインナーマッスル。腹横筋、多裂筋、大腰筋、骨盤底筋などです。これらの筋力が衰えることで内臓下垂をまねきます。姿勢維持や安定性にも大きく関わる筋肉なので、この体幹の筋力が低下すると下腹のぽっこりだけでなく、体の機能性にも影響します。運動不足の人や、これまでインナーマッスルを意識したトレーニングをやっていなかったという人は、ぜひ体幹の筋力アップを意識したエクササイズを取り入れてみましょう。
3.姿勢の悪さ
猫背や前肩、骨盤が後ろに傾いているような姿勢も下腹ぽっこりの原因になります。パソコンやスマホなど、普段前屈みの姿勢が多い人は骨盤が後傾しやすく、背中の筋力も衰えて下腹を突き出したような姿勢になります。この状態のままで放置していると、適切にお腹の筋肉も使えず、結果として血液の流れが悪くなり、胃腸の機能が低下し、老廃物や脂肪も蓄積していきます。運動はしているのにお腹だけやせないという人は、自分の姿勢がどうなのかを今一度確認してみましょう。
下腹ぽっこりの解消には向かない!?「上体起こし」
一般的に腹筋を鍛えるエクササイズとして定着しているのが、シットアップという「上体起こし」です。腹筋運動として誰もがやったことのあるトレーニングですね。この腹筋運動ではシックスパックで知られる腹直筋をダイレクトに鍛えることができます。しかし、下腹に効かせるというよりは、実際にはもう少し上の方の筋肉を収縮させています。そしてずっと前かがみの動作が繰り返されるため、これをハードにやり続ければ腹直筋は鍛えられるものの背骨の丸まりや骨盤の後傾を促進させてしまいます。そして肝心の下腹ぽっこりにはあまり効果を感じられません。
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