悪習慣は変えられる|自己破壊行動を断ち切るためのマインドフルネス
過食やスマホ依存などの悪習慣は、たった5分の練習で変えられる。
私たちの多くは、人は死んだらどうなるか、何が起きるのか?といった人生の謎、つまり実存的な問いに向き合うのが苦手だ。そして、先に待ち受ける不確かなものや恐れや不安を直視するかわりに、見ないようにするための習慣や行動を始める。
よくある行動としては、スマホで時間を潰したり、食べ過ぎたり、他人に注意を向けるなどの現実逃避だ。一時的な気分転換として功を奏す場合もあるが、それが優先されたり習慣化した状態は、内なる知恵への冒涜と言っていいだろう。良くないことと心の中ではわかっているのに、それでも追い求めるのだから。この状態は自己破壊(セルフサボタージュ)とも呼ばれる。
これらの自己破壊行動に気づくと、私たちはより健康的な道を選ぼうとするのだが、またそこで障壁に出くわす場合がある。例えば、よくない習慣を改めようと実行に移そうとすると、まず感じるのは自分自身の抵抗だ。なかなか行動に移せない時、私は一体何が起きているのかと分析してみる。その抵抗はまるで小さなモンスターのようなものだ。自分の中の自己破壊願望が、習慣を手放したり、進化に必要な行動を阻むのだ。
自己破壊行動に気づくための実践
・日々の生活で、内なる知恵の声を無視した行動はないだろうか? 例えば、夜更かしはどうか。
・夜更かしをするとどうなる? 日中に疲れていたり、集中力がなかったり、注意散漫になるだろう。
・健康的な結果につながる行動を一つ始めてみよう。例えば、夜10時に寝ると決めて、スマホにアラームをセットする。
・この行動を続けたら、どんな効果が期待できるか? おそらく、より生き生きとして、気分もさわやかになって、活力がわいてくる。
・具体的なメリットは? 気分が晴れたら、さらに多くのことを成し遂げられて、もっと日々に感謝したり、他の人とより多く過ごせるようになるだろう。
著者/コービー・コズロフスキ
スピーカー、ライフコーチトレーナー、ヨガと瞑想の指導者。 クリパルセンター・エサレン研究所でシニアティーチャー、プレゼンターを務めている。レスリー大学で現状変革型リーダーシップの修士号を取得。詳細は cobyk.com へ。
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