今すぐ実践!家庭でできるフードロスゼロ|持続可能な未来を実現しよう
4. 足りないものは代用できないか考える
購入し忘れや、購入しようと思っていたものが品切れで手に入らなかった場合、無理に購入しようとする前に代用できるものはないか考えてみましょう。
今あるもので充分に食卓は華やいで、充分足りていることに気づけるかもしれません。
5. 家庭菜園を始めてみよう
自宅で食べたいものを育てる「家庭菜園」も、フードロスをゼロにする方法の一つです。需要が減ることで供給も減ります。
これから暖かさが増す春は得に家庭菜園をスタートするのに最適な時期。野菜の多くは、春から初夏に種をまいたり苗を植えたりして育てるんですよ。畑がない、大きなプランターを置くスペースがない方でもミニ野菜などであれば、ベランダなどの小さなスペースで充分育ちます。
自分で愛情を持って育てた食材は格別に美味しいですよ。
必要な人に必要なモノが渡る世の中になりますように
先日マーケットで購入したマンゴーを袋に入れて冷蔵庫の上に置いておきました。
「そろそろ食べ頃かな」と思い、手にとった時に袋に水蒸気がついていることに気づきました。「フルーツも生きているんだな」ということを改めて感じ、また生命をもらっていることにとても責任を感じました。喋らなくても、動かなくても、生きていることに変わりはなく、その生命を破棄することは絶対に良くないことであると身の引き締まる思いがしました。
食品は私たちが生きていく上でなくてはならないもの。それはみんなに共通します。必要な人のところに必要な分だけ渡る世の中にするためには、私たちが日頃から意識して取り組むことが第一歩となるのではないでしょうか。
ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。 House of Emma: https://house-of-emma.com/
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