意気込んでいたのに続かない理由って?「ヨガを始めるタイミング」の正解
新しいことを始めよう!と意気込んで体験レッスンを受けて入会したにも関わらず、なぜかその後なかなか行けずに足が遠のいてしまう…。最近であれば、オンラインのレッスンやサブスクサービスに申し込んだにも関わらず、全然続けられない。実はこれ、始めるタイミングが原因だったりするのです。一体どんなタイミングがヨガを始めるのによいのでしょうか。
① スケジュールに余裕がある時
忙しい時ほどリフレッシュしたくて、勢いで体験レッスンを予約しがち。しかし時間に余裕がなかったり、疲れきってしまったりでなかなかレッスンに通えない理由にもなってしまいます。せっかくやる気があったのに忙しさで諦めてしまうのはもったいない!できるだけスケジュールに余裕がある時に始めるほうがよいでしょう。体験レッスンの翌週に次のレッスンを予約する場合が多いので、翌週の予定も見て決めてみましょう。受講時間は60分のスタジオが多いですが、レッスン前後の準備や着替えなどでそれぞれ約20分かかるときも。混んでいる時間帯はより時間がかかるかもしれません。忙しい中レッスンを受けようとすると、開始直前にスタジオに着いて慌てて着替えたり、準備をしたり。結果として心が落ち着かないままクラスが始まってしまい、何となく集中できないなんてことにもなりかねません。仕事やプライベートの用事が詰まっていない週から始めてみることをオススメします。
② 心身共に健康な時
特にホットヨガは汗を大量にかけるため、風邪気味でもレッスンを受けることで風邪を治そうと考える人がいるかもしれません。しかし体調が万全でないとどうしても心地よく動けず、思いきり体を伸ばすことはできません。呼吸も浅くなってしまい、本来感じられるヨガの気持ち良さが半減してしまうことも。またケガなどで体を痛めている場合も同じです。自分では大したケガではない、ヨガで治せるかもと思っていても、レッスンにはその部分に負荷がかかるポーズがあることもあり、悪化するかもしれません。大きなケガでなくてもいつもと違う状態のときには、必ず事前にインストラクターへ伝えておきましょう。
③ 生理期間と被っていない時
生理中にヨガをやってはいけないというルールはありません。しかし漏れていないか気になってしまったり、貧血で気持ち悪くなりやすい期間でもあります。そうはいっても月1でやってくるもの。避けるのはなかなか難しいことです。初めて体験レッスンを受けるときだけでも、初日~3日目は避けて行くとよいでしょう。ホットヨガを受ける場合は、高温多湿の環境の中で体調変化も起こしやすいです。少しでも違和感を感じたら、ポーズをお休みしたりスタジオの外で休憩をするようにしましょう。無理をして続けているとヨガに対して恐怖心が生まれてしまうかもしれません。それは避けたいもの。ご自身の体を最優先に始めてみましょう。
タイミングを知ることが大事
上記3つの条件がそろう日はなかなかないと感じる方もいるのではないでしょうか。全部クリアしなくても構いません。今、あなたがヨガを始めてみたいと思っている気持ちが1番大切です。その中でなるべく継続できるように、スケジュールを調整しながら体調管理もしてみて下さい。そうすることであなたの生活リズムの中に、自然とヨガをする時間が作りやすくなるかもしれません。ぜひ新しい趣味のひとつとしてヨガの時間を楽しんで下さいね。
ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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