上半身を柔軟に|胸まわりをほぐすツイストストレッチ2つ
ヨガレッスンでも定番のキャット&カウですが、実は「全然できない……」という悩みも多いポーズ。その原因は、筋肉のこりと、椎間板の弾力不足から来る胸椎の硬さ。この企画では、その両面にアプローチし、キャット&カウが激変するメソッドをご紹介します。今回のテーマは、骨の間を広げるねじりストレッチで椎骨の動きをなめらかにする方法!
1.胸椎を引き上げてねじり椎骨の滑りを良くする
背骨を引き上げてスペースをつくり、ねじって椎骨の滑りを良くします。バストトップの位置で肘をキープすると、肘の動きに導かれ、胸椎をピンポイントでしっかりねじれます。
やり方
1.膝立ちになり、背骨を引き上げるように伸ばす。肘を曲げ、肘先をバストトップの位置まで上げる。手のひらは正面に。
2.骨盤を固定し、上半身を左右に小さくねじる。腕や肩の余計な力を抜き、風に吹かれるイメージで軽やかに10 往復スイング。大きくねじると仙腸関節に負担がかかるので注意して。
肘を内側に入れて上半身をねじるのはNG
骨盤が後傾し、肘を内側に入れて上半身をねじると胸椎をしっかりねじれないので気をつけて。
棒を使って効果UP!
フロア用掃除モップの柄など、1.5mほどの棒を使うと力みが抜けて、さらに効果がUP。膝立ちになり、棒を肩甲骨にあて、床と平行に保ちながら両手を棒に軽く添える。骨盤を正面に向けて安定させ、上半身をゆっくり小さく左右に動かす。
今回使ったのは…ヨガ棒ライト
ヨガやストレッチをサポートする峯岸先生考案のプロップ。小さな力で体の動きをコントロールでき、体本来の機能を呼び覚ますサポートに。
できる人はさらにねじって柔軟性UP!
1.左手を上、右手を下に体の右横でヨガ棒を持つ。
2.右体側の横で左手を下げていき、下までいったら棒を体の前へ。手の位置はそのまま、体の後ろに棒を移動。
3.右手を後ろに回し、棒を元の位置に戻す。
4.自然に胸椎が動かされているのを感じながら、ゆっくり5回ほど繰り返す。逆回転も。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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