POSE & BODY
腰の高さに左右差はないか?解剖学的な断面「前額面」を理解しよう
3つの解剖学的な断面上(矢状面、前額面/冠状面、水平面/横断面)の動きを理解すると、体の癖やアンバランスな部分に気づきやすくなり、ヨガ練習だけでなく日常においてもより意識的に動けるようになる。今回は、体を前後に分断する「前額面(冠状面)」の動きと起こりやすいゆがみについて。
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体を前後に分断する「前額面(冠状面)」
前額面(冠状面)とは、体を前後に分断する面のこと。
ガラス板で体を前後(体の前面と背面)に分断すると想像してみよう。前額面運動とは、この想像上のガラス面上で起こる外転(体の中心から離れる)や内転(体の中心に向かう)の動きをいう。
たとえば、片脚を横に踏み出して側転をするときや、映画のジョン・トラボルタのように「ステイン・アライブ」を踊るときは、前額面上で動いている。ヨガではウッティタートリコナーサナ(伸ばした三角のポーズ)やパリガーサナ(門のポーズ)に入るときの動きがそうだ。
前額面上で動く3つのヨガポーズ
1.三日月のポーズ(立ったサイドベンド)
観察のポイント:肩は外転、背骨は側屈しているか?
2.トリコナーサナ(三角のポーズ)
観察のポイント:肩と股関節が屈曲、手首は伸展、足首は屈曲しているか?
3.アナンターサナ(横向きの脚上げ)
観察のポイント:背骨は側屈、肩は外転、上げた脚は外転しているか?
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