「立位前屈」がスムーズに決まる!腿裏の痛みを解消するメソッド

 「立位前屈」がスムーズに決まる!腿裏の痛みを解消するメソッド
Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

ポーズがなかなか上達しない、クラスの翌日に体が痛くなる、という人は、無意識に「力んで」いる可能性が。本来力を入れなくてもいいところで頑張ってしまってませんか?力みは首や肩、腰などがつまってポーズがとりにくくなるだけでなく、ケガの原因にも…。この企画では、力みを取るためのメソッドを、理学療法士でヨガインストラクターの中村尚人先生にお聞きします。今回は「立位前屈」の力みの取り方!

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立位前屈で「力み」が生じるポイント

立位前屈でやりがちなのは、以下の2つです。

1.腿裏が張って痛い
2.首・肩がつまる

手を床につけようとして無理に前屈を行うと、腿裏や首・肩が痛くなります。本来は膝を伸ばすポーズですが、腿裏の柔軟性が伴っていないうちは、膝を伸ばすことより、手で床を押すことを優先しましょう。

立位前屈|正しいアライメントがマスト③
photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

解決法1:腿裏が張って痛い時は、手をついてから膝を伸ばす

膝を伸ばして前屈すると、膝裏が張って痛みを感じる人も。その場合は、先に手をついてしまいましょう。膝を伸ばすのはその後でOK。手で体重を支えることで、脚の緊張がやわらぎ、前屈時の余計な力みが抜けます。

やり方

1.しゃがんだ姿勢で手のひらを床につける。肘を伸ばして両手に体重をのせる。膝はまだ曲げておく。目線は指先のやや先に向ける。

立位前屈|正しいアライメントがマスト③
photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

2.さらに体重を手に移し、太腿とお腹を離さないようにして膝を伸ばす。完全には伸ばさず、腿裏に突っ張り感が出る手前で止める。

立位前屈|正しいアライメントがマスト③
photo by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)

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photos by Nobuhiro Miyoshi (RELATION)
hair&make-up by Mayumi Tsuchiya(FIX-UP)
text by Yasuko Ito
yoga Journal日本版Vol.55掲載



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