MEDITATION & MIND
ヨガとマインドフルネスは同じもの?
日本を代表するヨガ指導者、綿本彰さんが、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は、話題の「マインドフルネス」について、綿本先生が回答します。
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呼吸、瞑想、ヨガなどはマインドフルネスになる手段
マインドフルネスとは「いっさいの判断をやめて、今この瞬間に意識を向けること」。つまり、瞑想やヨガそのものです。というか、マインドフルネスという手法が世に存在するわけではなく、瞑想や呼吸法などのさまざまな技法を使い、その状態に至ること、またはその状態を「マインドフルネス」と呼んでいるので、それらを区別することは困難です。
強いて違いをあげるなら「イメージ」の違いでしょうか。瞑想は悟りや自己探求を、マインドフルネスは能力開発やメンタルヘルスを目指し、ヨガは心身の健康や自己鍛錬を目指すといった「イメージ」です。
ただ実際には、瞑想やヨガも仕事の効率アップや、メンタルケアの場面で頻繁に使われており、マインドフルネスが仏教用語で解説されることも多々あります。ですから、それぞれのイメージをうまく使いながら、実践したり紹介したりするのがよいのではと思っています。
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