「ヨガは痩せられない」はウソ?専門家に聞く、ヨガで痩せる3つの理由

 「ヨガは痩せられない」はウソ?専門家に聞く、ヨガで痩せる3つの理由
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ハワイのヨガマガジン「Yoga HAWAII Magazine」人気記事をヨガジャーナルオンラインが独占配信! 今回は「ヨガにはなぜ体重を減らす効果があるのか?」について、専門家の見解を聞いた。

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ヨガで体重は減らせる3つの理由とは

これは大きな難問だ。答えはそれほど単純ではない。短く言ってしまえばイエスだが、その根拠を説明しよう。

実はヨガは代謝を低下させる。にもかかわらず、ヨガを始めて体重が減った人々についての科学的な研究やケーススタディは無数にある。この矛盾はとても興味深い。

ヨガ仲間のキム・イネス博士は、ヨガとメタボリックシンドロームに関する研究を全面的に見直し、ヨガと減量の関連性を発見した。身体組成とヨガについての13の研究では、ヨガ練習で13.6パーセントもの体重減少が確認されている。ヨガで体重が減る理由はまだ完全には解明されていないが、この生理学的異常を裏付ける理由はたくさんある。ではなぜダウンドッグを行うと体重が減り、健康的な体重を維持できるのか? その理由のトップ3を見てみよう。

1.心理的、身体的ストレスが緩和される

ヨガを実践すると体内で一時停止ボタンが押され、副交感神経系が優位になる。するとコルチゾール値が低下するため腹部脂肪が減少する。また、ストレス発散のために食べることやストレス時の過食や過剰な食欲が抑えられ、結果として体重減少につながる。

2.食欲が抑えられる

ヨガを行うと「満腹ホルモン」として知られるレプチンが増加することがわかっている。ある研究では、ウォーキングとヨガを行うグループに分けて15日間にわたって体重を計測したところ、ウォーキングでもヨガでも調査対象者の胴回りのサイズが著しく減少したという。だが二つのグループ間での最も大きな違いは、ヨガを実践した人たちの血清レプチン濃度が大幅に上がったことだった。

これは肥満気味の人々にとっては素晴らしいニュースだ。過体重や肥満の人はレプチン抵抗性の状態になりやすく、その結果(鉄の意志をもっていても)満足感を求めて食欲を抑えられなくなる。つまり、ヨガを練習してレプチン濃度が高くなれば、生理学的なレベルで満足感が得られるので、食べる量が減るというわけだ。

10歳からヨガを練習している生理学者のM.チャヤ氏はこう語る。「ヨガはマインドに作用します。もちろん欲望にも。だから食べる量が減るのです。ヨガには身体的、感情的な要因で生じる食欲をより適切にコントロールする効果があります」

ヨガで痩せられるのはなぜ?
photo by Yoga Hawaii Magazine

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by Kamala Skipper
translated by Sachiko Matsunami



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