生理周期は4つのサイクル!体に合わせた生活に整えよう【ヨガ×女性性】

 生理周期は4つのサイクル!体に合わせた生活に整えよう【ヨガ×女性性】
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伊藤香奈
伊藤香奈
2019-10-29

女性には生理の周期があり、それによって心も体も変化しています。生理周期を知り、それに合わせて生活を整えていくことで、体調を整えやすくなります。今回は、4つのサイクルに合わせたヨガの取り入れ方をご紹介します。仕事で体を酷使している女性や、PMS・生理痛などで悩んでいる女性に届けたいヨガx女性性のお話です。

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生理周期を知ろう!

生理周期とは、生理初日から次の生理が始まる前日までを1つのサイクルとして考えます。このサイクルは個人差がありますが、平均的に25日~38日であることが正常と言われています。この1回の生理周期の中で、心の状態、体の状態は絶えず変化しています。この生理周期を理解して上手に使っていくことで、ストレスなく過ごせ、また、体調を整えやすくなります。

1サイクルを4つに分けて考えよう

生理周期は25日~38日。その期間を1サイクルと考え、1サイクルを4つに分けて考えていきます。

(1)生理中

生理痛等もあり、体がだるい。そのほかにも経血漏れ等の心配で、いつもより服装や生活リズムに気を遣うため、心も体もアクティブになりづらい時期。無理をせずゆったりと過ごすように心がけましょう。肌が敏感になりやすいため、ムダ毛の処理や、ヘアカラーやパーマ等、刺激があるものは基本的に避けた方が良いでしょう。食事は、消化しやすいもの、体を温めるものを積極的に摂取しましょう。

(2)生理後~排卵前

生理中の体のだるさやむくみが取れ、体が軽くなる時期。気持ち的にもアクティブになりやすく、生理前や生理中に起こるような「我慢できないむしゃくしゃした食欲」がなくなるため、ダイエットの効果を上げるのに最適な時期。体を積極的に動かしてアクティブに過ごしましょう。肌の敏感さもなくなり肌艶が整う時期なので、新しいメイクや化粧品を試すのは、この時期が良いでしょう。

(3)排卵

引き続き体調も良く気持ち的にも安定している時期。通常サラサラしている「おりもの」が、排卵に向けて少し粘りを帯びて量も増えていきます。不快に感じる場合は、おりものシート等を活用しましょう。

(4)排卵後~生理前

体の調子、心の状態が不安定になりやすい時期。PMS(月経前症候群)で、むくみ、頭痛、腹痛、だるい、胸が張るなどの身体的症状や、イライラする、不安になる、やる気が出ないなど精神的症状が現れる時期。PMSの症状は100以上あると言われており現れる症状やその重たさ・つらさも個人差があるため、残念ながら周囲に理解してもらうのが難しい場合も多くあるでしょう。自分自身で無理をしないようにコントロールしながら過ごすことが大切です。

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