写真うつりが悪いと思っている人へ|SNSブルーを避ける5つの方法
完璧の罠を避けるために役立つヒント
1.写真を撮る際は写真全体を見る
どれくらい頻繁に写真を撮りますか?またその際、ズームを近づけて細かいところまでチェックしていますか?グループ写真を思い出して見てください:一箇所を見つめる時、皆が最初にすることはなんですか?皆、自分自身と自らの欠点にフォーカスします。私たちの美しさを決めるのは不完全な部分です:私は大きな鼻と歪んだ笑顔が好きです。レナード・コーエンは彼の歌「アンセム(Anthem)」の中で、「全てのものに亀裂がある。だからこそ光がそこに入っていく」と歌っています。写真を撮るときは、全体のイメージ、つまりシーン全体を見るようにしましょう。どこにいたか、誰といたか、どう感じたかを覚えておきましょう。写真というのは思い出を記録するものであり、ファンタジーを作り出すことではありません。
2.携帯から画像処理アプリを削除し、誘惑を取り除こう!
マインドフルな状態でいられないとき、完璧でいたいという自分の願望はもはや願望ではなく、執着へと変わりかねません。その執着がSNSに結び付くと、大変なことになります。ある時期、携帯に画像処理アプリを10個入れていました。異なる10個のアプリです!アルコール中毒の人がお酒を止めるために家からアルコール類を全て撤去するように、アプリを消すことで誘惑を和らげることができます。代わりに、新しい言語を学習したり、脳トレしたり、興味深いポッドキャストを聞いて見たり、創造性を磨くようなアプリを入れましょう。飼い犬の写真をたくさん撮るのも良いでしょう。
3.引き金となる人々はフォローしない
気分を害するだけなので、何年も昔にファッション誌を購入するのはやめました。画像は加工されているとわかっていても、自分の容姿とスーパーモデルの棒のように細い容姿を比べずにはいられませんでした。最近では雑誌以上にSNSの個人的なフィードでこういったタイプの画像を見かけることが増えたため、彼女たちのようにスタイルの良い人間は実在するのだと思ってしまいます。どれがニセモノかもわかりにくくなっています。誰かの投稿を見て頻繁に気分を害しているようであれば、それらをフォローするのを止める時かもしれません。代りに、見ていて元気が出たり、良い影響を与えてくれたりするような人をフォローするようにしましょう。
4.SNSから抜け出して、リアルな世界に飛び込もう
ヨガを指導する上で気に入っていることのひとつは、部屋を見回したときに様々な体型をした生徒を目にすることができることです。もし私たちの外見が皆同じで同じ動きしかしなかったら、人生はどんなにつまらないものになるでしょう!携帯電話から目を離し、世界に目を向けると、10歳の孫を連れた85歳の人が散歩する姿、公園のベンチでパートナーを撫でるカップル、自分の周りには美しいものがあふれていることに気がつくのです。周りを見回して、私たちは皆、どれほど多様で個性的で興味深いのかを見つめてください。人生って素晴らしいでしょう!
5.次回写真を撮るときは、あなたが好きなことをひとつ探してみて
前述のように、私たちは自分が欠陥だと思うものに慣れる傾向があります。それでもじーっと見つめて、問題点を探してしまいます。次回写真を撮る際は、修正する箇所を探す代わりに、あなたが好きなところを探しましょう。最初何も見つけられなかったら、もっと大きな写真を見てください。着ている服は好きでしたか?場所は?一緒にいた人は?脳をトレーニングして美しさを見つけましょう。写真ではなく、鏡でこれを実践することもできます(というか、そうするすべきです)。セルフラブ(自分を愛する)ための練習で気に入っていることの一つが、毎日自分の好きなところをひとつ挙げて、言葉にすることです。もちろん身体的なことである必要はありません!自分を愛することについて学べば学ぶほど、他人への愛が増していきます。
教えてくれたのは…サラ・エズリンさん
全米ヨガアライアンスRYT500認定インストラクター。心理学を学び、ライフコーチとしての経験を生かし、現在はサンフランシスコを拠点にヨガティーチャー・トレーナー、ライター、モチベーターとして活躍している。
ヨガジャーナルアメリカ版/「How to Avoid Social Media Blues」
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