アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【一時帰国編♯23】
“八支則”と呼ばれる有名なヨガの実践方法がありますが、その中で“サントーシャ”=日本語で“知足”と呼ばれる教えがあります。簡単に言うと、「ないものねだりせず、今持ってるものでなんとか頑張ってみようよ。」 といった内容。
さすがヨガ発祥の地では、日常的にその教えを体感するようなことが多々あります。
牛や犬が繋がれも囲われもせずにウロウロしているのも、ある意味インドの懐の深さ。宗教的な特徴としても、人間はあくまでも動物たちの中の一種に過ぎず、みな同格に見ています。アーユルヴェーダの回でもふれたように、万物は全て同じ元素で成り立っているという考え方もあります。
その他、お金に執着すると来世は蛇になるというような、輪廻転生の考え方。カースト制にも見られるような、生まれた時から逃れられない差別。いろいろと矛盾するように見えるからこそ混沌(カオス)と表現もされますが、全てひっくるめて、「まあそういうもんだ」と語っているような、不思議な国。
そんな魅力溢れるインドに、再度旅立つにあたって。滞在している頃から、‟次に来る時に持ってくるものリスト”を作成していました。
使いそうなヨガウェアや身の回りのものは、向こうのホテルで預かってもらったので、スーツケースにはかなりの余裕が生まれます。その分、インド対策グッズを詰め込めるというわけです!
例えば快適な睡眠のために。ベッド用に、湿気取りシート&ダニ捕りシートを購入。
インドで初めて朝を迎えた時、手足が真っ赤にかぶれていたのを思い出します。ホテルでは無料でシーツ交換してくれますが、交換したシーツも汚れやベタつきがあり、結局一度洗濯し直してから使っていました。ただでさえ寝苦しいインド、清潔で安全な寝具で質の良い眠りをとりたいところです。RYT200の同期からシーツのお下がりもゲットできました。
その他は、ほとんど食事対策。贅沢な話ですが、ホテルで出されるカレー(およびカレーに似たスパイス料理)はあまり喉を通らず、日を追うごとに食欲は減退の一途でした。
RYT500は2ヶ月間の長丁場。スーツケースには、味噌汁、ふりかけ、サバ缶、カップラーメン…日本の食材を詰められるだけ詰め込んで。それでもまだ、リュックサック一個分の余裕があります。最後にそこに詰め込んだのが、お米3キロと小型炊飯器!!これで食事対策もバッチリです。後日、いろいろと炊飯器トラブルも起こるのですが、また別の機会に。
約十日間の一時帰国を経て、再びインドに向かう日がやってきました。事前準備は万端、と言いたいところですが…前日から39度を超える高熱に見舞われ、参加前から早くも暗雲が…。
関節痛と悪寒に襲われながら、なんとか飛行機に乗り込んで出発。さて、この先どうなることやら。
次回、RYT500がスタート!引き続き、ユルいインドヨガ話にお付き合いくださいませ。
それではまた。NAMASTE!!
本田ゆうすけ
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