「眠れないストレス」で苦しい...眠れない原因と5つの対処法|気持ちよく眠るためにできることは?
布団に入って寝ようと思っても、目が冴えてしまってなかなか眠れない…夜中に目が覚めてしまって、なかなか寝付けない…眠れないまま朝を迎えたなど、眠れないと疲れが取れないだけでなく、ストレスもたまります。気持ちよい朝を迎えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
「眠れない」にも種類がある。あなたはどのタイプ?
眠れない夜は辛いもの。「眠れない」という状態にもいろいろなタイプが考えられます。代表的なものを挙げてみましょう。
寝つきが悪い
寝ようと思って布団に入ってもなかなか眠れなくて目がさえてしまう。寝なきゃいけないと考えることでさらにストレスになって覚醒状態に…結局睡眠不足で、翌朝は疲れが残ってぼんやりしてしまう。
夜中に目が覚める
眠りが浅く、夜中にパッと目が覚めてしまう。何度も目が覚めて眠った気がしない。目が覚めたまま再び眠ることができず、結局起きてしまい、睡眠時間が足りなくなってしまう。
朝早くに目が覚めてしまう
まだ眠っていたいのに朝早くに目が覚めてしまう。起きるつもりはないのに、眠れなくなってしまう。
このように、「眠れない」という状態にもタイプがあり、1つだけに当てはまる場合もあれば、これらが複合的に起こり眠れないという場合もあります。
眠れない原因
眠れないタイプを理解したところで、次は原因について考えてみましょう。
生活リズムの乱れ
夜遅くまで起きていることが習慣化していたり、日によって寝る時間に差がある場合、リズムが崩れて寝たいときに寝られなくなる場合があります。
ストレス
仕事や生活の中で抱えているストレスや、不安なども眠れない原因になり得ます。布団に入った後も頭の中の考え事が止まらない時、不安や緊張が緩まない時など、覚醒状態に陥ってしまうことがあります。
カフェイン、アルコールなどの摂取
コーヒーやエネルギードリンクなどのカフェインが含有された飲料を飲みすぎていませんか?眠れないからといってアルコールを摂取していませんか?カフェインの摂取で目がさえてしまうこともあります。また、アルコールも睡眠前に飲むと分解するエネルギーを使う必要があるため、体を休めることにはつながらずに逆効果です。
昼寝のしすぎ
昼寝などによる過度な睡眠で、寝たいときに寝られないことも。リズムが崩れてしまわないように、昼寝は控えめに。
これら以外にも、眠れない原因は様々です。生活習慣などで改善するものもあれば、病気などの原因で医療機関での治療が必要なものもあります。自己判断ではなく、気になることは医師に相談してみましょう。
眠れない時の対処法
日常生活の中でできる簡単な対処法をまとめました。以下のことを取り入れてみてくださいね!
生活リズムを整える
寝る時間をある程度決め、食事も含めた生活リズムを一定にしてみましょう。朝食もしっかりとり、体内時計を整えましょう。夜は眠れなくても、布団に入るようにしていると、だんだん体も寝る時間を学習します。眠りの習慣づけを心がけて。
日光を浴びる
体内時計を整えるのに有効な手段の一つが日光を浴びること。朝や活動時間帯に日光を浴びることで、夜のスムーズな入眠につなげましょう。
スマホやテレビに注意
スマホやテレビ、明るすぎる照明などは体内時計を狂わせる原因の一つ。寝る前は薄暗い照明で、できればスマホもテレビも消しましょう。布団の中でのスマホは明かりだけでなく、いろいろな情報をたくさん詰め込んでいますから、脳を覚醒させてしまいます。寝る前の過ごし方に注意しましょう。
寝る前のリラックスタイムをつくる
リラックスをつかさどる副交感神経が優位になることで、睡眠につながります。寝る前に自分のお気に入りのリラックスできる時間や方法を習慣化すると、スムーズに眠ることができるでしょう。あたたかい飲み物を飲んだり、ゆったりとした呼吸のヨガや、ストレッチなどもおすすめ。ただし、運動しすぎると脳を覚醒させてしまうので注意しましょう。
眠れないことで自分を追い込まない
長時間眠れないと「早く寝なきゃいけない…」と思い詰めてしまい、さらにストレスになってしまうことも。それでは脳を覚醒してしまいます。できる限りゆったりとした気持ちで過ごしましょう。眠れない時の瞑想もおすすめ。呼吸に集中していると、だんだんと「○○しなきゃいけない」という気持ちが落ち着いてきて、リラックスすることができます。
まとめ
繰り返すものだからこそ、睡眠の質を高めることはとても大切です。疲れが取れにくい、眠ったけど寝た気がしないなどの場合も、ぜひ生活習慣を見直すきっかけにしてみましょう。ただし、あれもしなきゃ、これもしなきゃとかえってストレスをためないように気を付けて!気軽にできる方法を試してみてくださいね。また、あまりに症状が重い、改善しない場合など気になるときは病気が隠れている可能性もありますので、速やかに適切な医療機関へ出向きましょう。毎日を心地よく過ごすため、より良い睡眠を心がけてみてくださいね。
ライター/櫻井麻美
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働く。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を抱き、自分の生き方について考え始める。20歳の時にヨガに出会い、その後ヴェーダンタに触れ、共感。自身でも学びを続けながら、様々な場所でヨガを伝えている。
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