医師がOMを唱える日は近い―米国におけるヨガと医療

CJ BURTON

医師がOM(オーム)を唱える日は近い | 米国における医療とヨガセラピーの未来

SUSAN ENFIELD
SUSAN ENFIELD
2018-01-03

アメリカではヨガのプログラムがない大規模な癌センターを見つけるのは難しい

ヨガセラピーはある意味で、高まり続けるヨガ人気に乗って成長してきた。疾病対策センターの国民健康聞き取り調査によれば、2002年には積極的にヨガを行っているのは国民の5%にすぎなかったが、2012年にはほぼ2倍の9.5%になっている。また、ヨガによって健康が改善されると考える医療従事者も増えている。2004年にヨガジャーナルの調査に回答した読者のうち、健康のためにヨガをしていたのはわずか5%だったが、今年ヨガジャーナルと全米ヨガアライアンスが一緒に行ったヨガ・イン・アメリカ調査では、回答者の50%以上が、ヨガを行う動機として健康を挙げている。ヨガの研究資金は、医薬品の研究と比較するとわずかなものだが増加している。テキサス大学MDアンダーソン癌センターは2010年、乳癌患者の治療プログラムの一環で実施しているヨガの有効性に関する研究のために、国立衛生研究所の国立癌研究所から450万ドル以上の助成金を受けた(ヨガに関する助成金としては過去最高に迫る水準)。これまでのところ結果には期待がもてる。放射線療法を受けながらヨガを行っている乳癌患者は、ストレスホルモンのレベルが低く、疲れにくく生活の質が高いことが示されている。

医師がOMを唱える日は近い
(Photo by CJ BURTON)


癌治療とヨガの関係に関する研究は大幅に進展した、とカルサ博士は言う。「最近では、ヨガのプログラムがない大規模な癌センターを見つけるのは難しいです。患者は、鍼治療、カイロプラクティック、マッサージ、ヨガのような補完医療を求めており、今までよりも補完医療にお金を使っています」。

Photo illustraions by CJ Burton
Translated by Setsuko Mori
yoga Journal日本版Vol.47掲載

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