5月病も撃退!心身を整えるマイルドスパイスカレー【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう ♯2】
作り方
1. 季節の野菜を全て角切りに、生姜はみじん切りに、玉ねぎは薄めのスライス、トマトは細かく角切りにしておく
2.豆を鍋で30-40分煮ておく。(水煮、もしくはターメリック、ヒング、塩を少々加えて煮込むと更に良い)
3.鍋にギーを温め、マスタードシード、クミンシードの順に加え、パチパチと音が鳴ってきたらみじん切りにした生姜を加え、少し水分が飛んだら玉ねぎを加える。
4. 玉ねぎが透明になったらターメリックパウダー、岩塩を各小さじ1/2ずつ加え、馴染んだらトマトを入れる
5. トマトの水分が少なくなってきたら、クミンパウダー、コリアンダーパウダーを加え、ペースト状になるまで馴染ませる
6. 煮た豆を入れ、一煮立ちさせる(煮汁も調整しながら加える。種類によってはココナッツミルクを少し加えても良い)。味見をしながら黒胡椒や岩塩で最後の味付けを調整する。
7. テンパリングで仕上げたら完成!(テンパリング:小さなフライパンにギーを温め、マスタードシード、クミンシードをパチパチと弾けさせ、最後にカレーリーフを入れて色が少し変わったらすぐに6のカレーの上にじゅわっとかける)
テンパリングという作業は、スパイスの香りを立たせてカレーの風味をより豊かにしてくれるだけでなく、作り置きしていたカレーに生命力を復活させるためにも良いと言われています。他のスープやお鍋にも使える技術なので、是非習得してみてくださいね!
今回紹介したカレーのレシピも、前回のポタージュと同じく様々なアレンジで食材も変化させて楽しめる基本のレシピです。夏に近づいてくると、なす、オクラ、ゴーヤ、ズッキーニなどの野菜や、仕上げにココナッツミルクを加えても良いでしょう。また、使用するオイルもココナッツオイルに変化させると尚良いです。
全てのドーシャ(体質)に合うレシピではありますが、ヴァータの方は甘みのある野菜をセレクトしたり、ピッタの方はココナッツオイルを使用したり、スパイスを少し控え目にする、カファの方は少しチリペッパーを加えたり、ブラックペッパーの量を多めにするなど一工夫を加えるとよりそれぞれの効果は高くなるでしょう。自分のドーシャ(体質)がわからない人は「アーユルヴェーダ体質診断 あなたはどのタイプ?」でチェックしてみてくださいね。
教えてくれたのは…岡清華さん
1993年生まれ、兵庫県出身。ファッション誌のモデルとして活動しながら、大学在学中に管理栄養士資格を取得。その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ中で、全米ヨガアライアンスを取得、ハワイにてSUPYOGA資格を取得。Vegan,Organic,Ayurvedaをコンセプトに、飲食店や個人でのケータリングサービスにて料理提供を経験した後、会員制ヨガスタジオで、ヨガクラス・栄養指導を行ない「腸」に特化したフード開発、レシピ監修、イベントなどの企画、運営を行なった。独立後、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人が最も輝くベストな心身を知り、持続させること」をコンセプトにしたスタジオSUPER8studioの運営、その他イベントやアーユルヴェーダに付随する各事業を進めている。Instagram:@okasaya、SUPER8studio(デイリーのヨガクラス以外にセミナーやイベントを開催中)、Sayaca Oka LINE@ (登録者限定のお得な情報やイベント開催のお知らせを配信中)
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