浪費家?倹約家?財務アドバイザーが教える「お金の使い方タイプ別」不安解消法-ヨガとマントラ-
マネータイプ別・マントラとおすすめの練習法
保護者タイプ
・あなたへのマントラ:「衝動買いをしても大丈夫。私はお金を楽しめるし、責任をもって扱うことができます」
・おすすめの練習法
お金に対する不安や、自分や家族の面倒を十分にみていないという心配に襲われたら、下腹部に呼吸を送ろう。「深呼吸をしながら、恐怖を感じることはできません」と、ケッセルは言う。余計な力を抜いて、重力にゆだねて肺の底まで酸素を取り込もう。
楽観者タイプ
・あなたへのマントラ:「私は経済状況を見て、自分にとって大事なものを見極めます。たとえライフスタイルを変えることになっても、収入内でやりくりをするためです」
・おすすめの練習法
もしも、「何とかなる」主義を貫いていたり、自分のお金の行き先を把握していないと思うなら、専門家の助けを借りて、今の自分の収入で安心感や充足感が得られるような財務計画を立てよう。
理想主義者タイプ
・新しいマントラ:「私は、想像性や社会的正義や精神的な成長を重んじることができるし、同時に、いつも経済的な幸せを感じることができます」
・おすすめの練習法
3つの言葉か文章を、次の空欄に書いてみよう。「お金とは______」そして、正直に考えてみよう。これらの言葉に、自分はどう反応しているか? これらの信条によって、お金を引き寄せているか? あるいは、遠ざけているか? これらはあなたの創造的、社会的、精神的な理想に見合っているだろうか?
倹約家タイプ
・あなたへのマントラ:「たとえ抵抗を感じても、私は自分のお金を使います。私には十分なお金があります」
・おすすめの練習法
出費に抵抗を感じているなら、「遊び」の口座を開いて、自動的に毎日1ドル、毎月100ドル、あるいは自分の経済的、精神的な状況に合った額を預けてみよう。それから、月末までに少なくともその半額を、自分か他の人に喜びをもたらすものに使ったり寄付をしよう。
セレブタイプ
・あなたへのマントラ:「私は満ち足りています。私は自尊心を認めたり、高めるためにお金を使う必要はありません」
・おすすめの練習法
今週は一度だけ、自分のイメージを良くするために目をひくものを買ったり、お金をあげたりしたくなる衝動に抵抗しよう。考えがわいてきても反応せずに、ただ流していくようにしよう。自分の思考や感情は、どのぐらいの時間、買い物や贈り物について考えないことにとどまっていられるだろうか?
世話人タイプ
・あなたへのマントラ:「私が人やものに与えているように、私も愛され、世話をされ、金銭的な支えを受けるに値する人間です」
・おすすめの練習法
自分の労力や資源――金銭的、あるいはその他も――のほとんどが、自分ではなく外部に向けられていると気づいたら、自分をケアするための実行計画を立てよう。人への思いやりを示したくなる前に、自分への思いやりを表現する3つのシンプルな方法を考えてみよう。
享楽主義者タイプ
・あなたへのマントラ:「私はお金を使わなくても、感性を磨き、自分を幸せにできます」
・おすすめの練習法
一週間のうち一日は、絶対にお金を扱わないようにしよう。食料品は先に買っておき、請求書の支払いは別に行い、クレジットカードも使わないこと。そして、お金を使わずに楽しめる方法を見つけよう。例えば、自然の中に出かけたり、名著を読んだりしよう。
野心家タイプ
・あなたへのマントラ:「私は既に手にしているものを楽しみながら、大きな目標を追うことができます」
・おすすめの練習法
これから3週間、自分がビジネス、個人面、金銭面で、すでに目標を達成したものについて考える時間を作ろう。おそらくあなたは、あまりにも長い間、目標を追うことだけを考えて過ごしてきた。だが、すでに達成したことを楽しむ必要もある。
監修:ブレント・ケッセル
アメリカで活躍する財務アドバイザーで、献身的なヨギ、瞑想者。米国内でも有数の投資とファイナンシャルプランニングを行う会社の一つ、アバカス・ウェルス・パートナーズの共同創立者。『It's Not About the Money』の著者。
ライター:ミーガン・ラビット
『ヨガジャーナル』のシニア・エディターを務めている。
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