呼吸法の練習はいつすればいいの?

 呼吸 アドバイス
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綿本彰
綿本彰
2017-12-16

日本を代表するヨガ指導者、綿本彰さんが、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は「呼吸法の練習タイミングがわからない」というヨガビギナーの質問に答えます。

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「呼吸法の練習は、アーサナの前と後の、どちらがよいのでしょうか。また、時間がないときは呼吸法だけ練習してもよいのでしょうか」と話すヨガビギナーの女性。綿本先生の考えとは?

リラックスして行いやすいタイミングを見つけて

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(Photo by PIXTA)

まず後半の質問ですが、もし不要な緊張を引き起こさずにアーサナが行えるようであれば、呼吸法を単体で練習しても構いませんが、すぐに肩や首に力が入り、呼吸が詰まるようであれば、単体での呼吸法練習はおすすめできません。
ということで前半の質問ですが、アーサナ前の呼吸法は、ある程度の落ち着きとゆったりとした呼吸をつくり、多少そこで緊張してもすぐにアーサナで緊張がほぐせるので初心者にもおすすめです。また、アーサナ後については、余計な緊張を引き起こしにくい状態になっているので、より深く繊細に呼吸を練習できるという意味でこちらもおすすめ。ただし、少しでも緊張が残るようであればNGです。
最初の回答に似ていますが、それぞれのメリット/デメリットを理解して、ご自身でチョイスできるようにするのがよいと思います。

教えてくれたのは...綿本彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長、綿本ヨーガスタジオ主宰。父である同協会名誉会長、故・綿本昇師からヨガを学ぶ。大学卒業後インドに渡り、各地でヨガ、アーユルヴェーダの研修をし、帰国。1994年にヨガの指導をスタート。www.yoga.jp
 

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