たれ尻の原因はお尻の凝り?【お尻を左右に揺らすだけ】美尻を作る簡単チャイルドポーズエクサ

 たれ尻の原因はお尻の凝り?【お尻を左右に揺らすだけ】美尻を作る簡単チャイルドポーズエクサ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-04-13

お尻の凝りは、半身の冷えやむくみなど、不調の原因になるだけではありません。実は、お尻が垂れる原因につながることも…。今回は、お尻の凝りをほぐして、美尻を作るエクササイズのご紹介です。ヨガのチャイルドポーズで、お尻を左右にスライドするだけ!誰でも簡単にできるエクササイズです。

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お尻が垂れる原因

お尻が垂れるのは、加齢のせいだけではありません。日常の習慣や癖など、様々な原因が考えられます。

1 運動不足による筋肉の衰え
運動不足でお尻の筋肉が衰えると、皮下脂肪が増え、その重みによってお尻が垂れ下がります。また、歩く機会が少なかったり、お尻の筋肉を意識しない歩き方をしていたりすることも、筋肉の衰えにつながるため、形が崩れる原因になります。

2 姿勢の乱れ
反り腰や猫背など、姿勢の乱れはスタイルの乱れにつながります。骨盤が傾くことで、お尻の筋肉が正しく使われなくなり、お尻が垂れやすくなります。日ごろから意識的に自分の姿勢をチェックすることが大切です。

3 長時間のデスクワーク
デスクワークで座りっぱなしになると、股関節がきゅっと詰まった状態が続き、筋膜の癒着が起こります。股関節に関わる筋膜が癒着すると、お尻など周辺にある筋肉が硬くなります。
血行が悪くなり、老廃物や脂肪を溜め込みやすくなるため、お尻が垂れる原因に…。更に、座ったときに足を組む癖がある人は、骨盤まわりの筋肉バランスが乱れるため、お尻の筋肉の凝りに繋がり、形に影響が出やすくなります。

たれ尻を改善するにはまずお尻をほぐそう!

たれ尻を防ぐには、筋力を衰えさせないことが大切。そして、正しく筋肉を使うためのポイントは、お尻の筋肉が硬くならないように、柔軟に保つことです。

お尻の凝りが解消されると、冷えやむくみが起こりにくくなり、下半身の血液循環が改善されます。リンパの流れもよくなるため、脂肪を溜めにくくなるのです。また、お尻の筋肉がほぐれることで股関節の動きもよくなるため、筋膜の癒着をリリースする効果も!骨盤が安定してバランスが取れた状態になると、姿勢も綺麗に整います。その結果、お尻が垂れたり、形が崩れたりするのを防ぐことができるのです。
 

お尻を左右に揺らすだけ!凝りをほぐしてたれ尻を解消するチャイルドポーズエクサ

ヨガのお休みのポーズ(チャイルドポーズ)を元にしたエクササイズです。寝る前など、リラックスした状態で行うことがおすすめです。

〈やり方〉
1)膝を軽く開いた正座から体を前に倒し、チャイルドポーズになる。背中・腰・お尻を軽く左右に揺らして力を抜き、呼吸を整える。

正座から体を前に倒したチャイルドポーズ
Photo by Reiko Sudo

2)息を吐きながらお尻を左の床に落とし、左のお尻の筋肉を伸ばして緩める。息を吸いながら真ん中に戻り、同様に、吐きながら右の床にお尻を落とす。

チャイルドでお尻を左右にスライドさせるお尻ほぐしエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

3)左右交互に10回程度行う。

〈ポイント〉

呼吸と共にゆっくりお尻を左右にスライドさせること。なるべく大きく左右に動くことが大切なポイントです。床までお尻を下すことが難しい場合は、近づけるだけで十分です。無理せずに、できる範囲で行うこと。また、股関節に違和感があり、チャイルドポーズの体勢がつらい場合は、上体を起こしてOK!両手を前の床に着いた正座で、お尻を左右にスライドさせましょう。

正座から両手を前の床につき、お尻を左右にスライドさせてお尻をほぐすエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

 

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チャイルドでお尻を左右にスライドさせるお尻ほぐしエクササイズ
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