〈腰痛改善〉寝たまま1分!お尻・太腿の外側を伸ばしてガチガチ股関節をじんわりとほぐすストレッチ


ガチガチに硬くなった股関節をほぐすストレッチのご紹介です。ベッドの上で手軽にできて簡単!寝たままお尻や太腿など、股関節周辺の筋肉をじんわり伸ばして緩めます。股関節の硬さは腰痛との関連性が高いため、柔軟性を高めたい人はもちろん、腰痛を改善したい人は試してみませんか?
股関節の特徴
股関節は、上半身と下半身を繋ぐ重要な役割を担っています。体重を支える、歩く、座るなど、日常のあらゆる動作に関わる関節と言っても過言ではありません。
股関節は球関節とも言われ、大腿骨骨頭というボールのような骨がくるくる動き、本来は比較的自由度が高い関節です。その一方、日常生活における負担がかかりやすく、不調が発生しやすい部分でもあります。

股関節が硬いとどうなる?
股関節が硬くなりスムーズな動きができなくなると、様々なデメリットが生じる可能性があります。
・下半身の血流が悪くなり、冷えやむくみが起こる
・老廃物が溜まり、太りやすく痩せにくくなる
・疲れやすくなる
・ケガをしやすくなる
・姿勢が乱れる
・腰に負担がかかり腰痛を引き起こす
このように、美容面だけでなく、健康面においても悪影響を及ぼします。股関節の動きを他の部分でカバーしようとするため、体に負担がかかりやすくなります。
腰痛をはじめ膝の痛みなど、様々な不調の原因につながるのです。
寝たままたった1分!股関節をほぐす腰痛改善ストレッチ
背中や腰、お尻、太腿の外側など、大きな筋肉を心地よく伸ばし、股関節の外側をストレッチします。股関節まわりの緊張を解くことで腰の負担を和らげましょう。
寝る前など、リラックスできる状態で行うことをおすすめします。
〈やり方〉
1)足の幅を広めにして、膝を立てた仰向けで寝る。頭の上で肘と肘を抱え、背中、お腹、体の側面を心地よく伸ばす。

2)両膝を左に倒す。

3)右膝の外側に左のかかとを乗せる。脚の重みを利用して右膝を床に近づけ、右の腰からお尻、太腿の外側を伸ばしながら1分程度キープする。

3)元の位置に戻ってから両脚を左に倒し、反対側も同様にストレッチを行う。
深く、心地よい呼吸で行うことが大切なポイントです。力で無理に膝を床に押し付けないこと。背骨や体の側面、お尻や太腿の外側がじんわり伸びていれば十分です。
肩に痛みや違和感、力みを感じる場合は、肘同士を抱えず、肘を曲げたバンザイの形でOK!負担がかからない体勢を選びましょう。

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