50代で人生の分岐点を決断!英実業家リチャード・ブランソン、70代でも元気で若々しい秘訣とは?


ヴァージン・グループの創設者であり、世界的な実業家と知られるサー・リチャード・ブランソン。彼のエネルギッシュなライフスタイルと若々しさの秘訣は、一日の始まりの「運動」そして「朝食」にあるという。74歳になった今もなお、彼の体重は20代の頃とほぼ変わらない。
50代で決断した「健康を優先する生き方」
50歳の頃、リチャード・ブランソンは自らの健康について真剣に考えるようになったのだという。「私の周りには健康を意識する友人もいれば、そうでない友人もいました。残念ながら、後者の多くを亡くしました。だから私は、健康を維持する道を選びましたが、それはとても楽しいことだと気づいたのです」と彼は語る。この決断以降、彼は食生活を見直し、運動習慣を確立した。特に朝食を重視し、カフェインとアルコールを控えるようになった。現在は16時間の断食(インターミッテント・ファスティング)を実践し、夕食を抜くことも多い。この習慣が、カロリー摂取を適切にコントロールし、体調を整えるのに役立っているという。

「朝食」こそが健康維持のカギ
彼は「朝食が一日の最も重要な食事」と強調する。彼の朝食メニューは栄養バランスが考え抜かれており、以下のような食材が並ぶのだという。また、「朝食の前に、すでにテニスのシングルスマッチを終えているか、長距離のサイクリングを済ませていることがほとんど」と語る。朝はまず運動を楽しみ、その後、必要な栄養をしっかり補給し、健康的な体重を維持している。
- ナッツ
- ギリシャヨーグルト
- チアシード
- アボカド
- スクランブルエッグ
- サワードウブレッド
- スモークサーモン
- りんご

「シンプルなものを食べる」ことをモットーに
食事のルールとして、リチャード・ブランソンは「シンプルなものを食べる」ことを大切にしている。普段はサーモンや穀物、野菜、スープ、寿司を好み、砂糖なしのデザートを選ぶ。しかし、完璧主義というわけではなく、時にはイギリス人らしく、シェパーズパイやフィッシュ&チップスを楽しむこともあるという。アルコールについては「特別な日にはシャンパンを1杯だけ」と決めており、普段の飲み物は「レモンを絞った水」だけだ。さらに、健康管理の一環として、**スタチン(コレステロールを下げる薬)**を服用し、定期的に血液検査を受けている。彼は「自分の体を、まるで車の定期点検のように管理している」と話す。
運動は「義務」ではなく、「楽しみ」ながらする
1日に3〜4時間運動するが、それを義務とは考えていない。「ジムに行くときは誰かと一緒に過ごせるようにし、サイクリングも会話を楽しみながら行います。また、テニスをするときは自分よりも上手な人とプレーするようにしています」と語る。彼にとって運動は、健康のためだけでなく、人生を楽しむための大切な時間なのだ。

体を大切にすれば、70代でも30代のような体を維持できる
リチャード・ブランソンは、自身を「フィットネス狂」ではなく、「人生を楽しむ人間」だと考えている。彼にとって、運動も食事管理も、すべては人生を充実させるための手段に過ぎない。「自分の体を大切にすれば、70代後半でも30代のような体を維持できる」と彼は断言する。常に新しい挑戦を楽しみながら、健康を維持し続けるリチャード・ブランソン。そのライフスタイルは、年齢を重ねてもなおエネルギッシュに生きるためのヒントに満ちている。
出典:
Richard Branson’s breakfast key to being same weight at 74 as he was at 24
Billionaire Richard Branson looks gorgeous at 74 thanks to one breakfast
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