実はすごい!老化予防や美容効果がたっぷり含まれる「チャイ」のスパイスについて管理栄養士が解説


エキゾチックな香りとまろやかさを楽しむことができ、カフェでも人気の「チャイ」。近年はインスタントの商品も増え、ご自宅でのリラックスタイムにチャイをチョイスされている方も多いのではないでしょうか。実はチャイに使用されるスパイスには、美容や老化予防が期待できる成分が含まれています。本記事では、インスタントチャイなどご家庭用の商品によく使われているスパイスについて、特長や効能を紹介します。
そもそもチャイとは?
チャイとは本来「お茶」を意味し、日本ではマサラチャイと呼ばれるインド発祥のスパイス入りのミルクティーをチャイと呼ぶことが多いようです。本格的にはホールのスパイスを処理するところから始まり、紅茶の茶葉と共にお湯で煮出す、ミルクと砂糖を加えて煮込む、茶こしで濾すといった過程を経て作られます。近年はご家庭で手軽にチャイが作れるようにと、茶葉とスパイスで作られたティーバッグやシロップ、お湯で割るだけのインスタントタイプなど、多くの商品が販売されています。
チャイに使われるスパイス
日本で販売されているチャイに用いられるスパイスとして、シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャーがあります。また、ナツメグ、ブラックペッパー、スターアニス(八角)などを加えるレシピもあり、複数のスパイスを組み合わせることで香りやスパイシーさが増します。今回は4種類のスパイスについて紹介します。
シナモン

カルダモン

クローブ

ジンジャー

スパイスのチカラをチャイで取り入れよう
本記事では、チャイによく用いられるスパイスについて解説しました。チャイは、スパイスのもつ力を手軽に取り入れられる飲み物です。一方で、市販のお湯で割るタイプのチャイは、飲みやすく仕上げるために砂糖やクリーミングパウダーが多く使われています。ダイエット中など糖質が気になる方は、チャイ用のブレンドティーバッグを活用して、砂糖少なめで飲むのもおすすめです。
〈参考文献〉
・スパイス&ハーブの使いこなし事典|荻野善之|主婦の友社
・ココロとカラダの不調を改善するやさしい東洋医学|伊藤隆、木村容子、蛯子慶三|ナツメ社
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