寒くなると悪化する【ふくらはぎのむくみ、だるさ、冷え】を一気に!ふくらはぎスッキリ30秒エクサ
寒くなると悪化するのが、ふくらはぎの不快な症状。放置しておくと脚も太くなってしまうので早めに解決したいです。
ふくらはぎがむくむ理由
気温が寒くなると、一段と冷えを感じやすいのが足元ですよね。暖かい空気よりも重たい冷たい空気は下にたまるため、足元は冷たい空気にさらされてしまう場所です。今年は特に、夏のような暑さが長く続いた後の急な寒さで体を徐々に慣らすこともできず、例年以上に体は悲鳴をあげているのではないでしょうか。
足元が冷えると、ふくらはぎの筋肉は凝り固まって伸び縮みしにくくなります。すると、ふくらはぎの大切な機能である筋ポンプ作用がうまく働かなくなります。ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることで心臓から送り出された血液は再び心臓へと戻っていくため、この機能が衰えると血行不良になってむくみやだるさなどの症状を引き起こしてしまうのです。
また、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいることが多いことも、ふくらはぎの筋肉が凝り固まる原因になってしまいます。むくみにより膝下は太く見えてしまい、筋肉がしっかり動かないと脂肪もたまりやすいです。不快な症状を解決することと脚を細く見せるためにも、寒い時期こそふくらはぎの筋肉を動かす必要があります。
ふくらはぎを効率よく動かすには
ふくらはぎの筋肉を動かすためには、足首を動かす必要があります。
ふくらはぎには腓腹筋とヒラメ筋という筋肉がついており、これらをまとめて下腿三頭筋と呼びます。下腿三頭筋は、床に足をおろした状態からカカトを持ち上げる時に縮み、つま先を持ち上げる時に伸ばされます。
今回ご紹介するエクササイズはカカトとつま先を交互に動かすだけのかんたんな動きですが、効率よくふくらはぎを動かすことができ、このような効果を得られます。
① 筋肉が動くたびにエネルギーがつくられ、そこで発生した熱が体中を巡る
②下腿三頭筋が伸び縮みすることで静脈に圧力がかかり、筋ポンプ作用がしっかり働く
③筋肉が伸び縮みすることで、質の良いしなやかな筋肉になる
ふくらはぎの不快な症状を解決し脚もほっそりスッキリさせるために、今すぐ始めましょう。
ふくらはぎスッキリエクサ
1)椅子に浅く座り、膝と足幅は拳一個分開けておく。膝の下に足首、つま先は正面に向ける。
2)両カカトを上げる、おろす。
3)両つま先を上げる、おろす。
4)30秒間、2)と3)の動きを交互に繰り返す。
●ポイント
カカトやつま先を上げる時に、カカトやつま先が内側や外側に向かないよう真っ直ぐ持ち上げてください。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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