丸まってしまった腰の硬さとハリを気持ちよく改善!骨盤を無理なく動かす椅子ストレッチ
「猫背になっているわけじゃないのに腰が丸まって硬くなっている」「腰を伸ばしたいのになかなか伸びない」こんな腰が丸くなり硬くなったまま動かないお悩みを感じていませんか。腰の丸まりに気づいていなくても、腰の硬さやハリによる腰痛を感じている方もいらっしゃるかもしれません。今日はこの丸まったまま硬くなった腰を気持ちよく伸ばすストレッチをご紹介します。地味な動きですが、効果は抜群!ぜひやってみてください。
丸まった腰を伸ばすには骨盤を動かすことが大事!
長時間の座りっぱなしや運転、姿勢の悪さによって腰が丸まったまま伸びない経験はありませんか。そんな腰にマッサージをしても、その時は緩んで楽になったように思えても実はあまり変化がありません。それは腰の骨自体の位置が丸まったままだからなのです。そしてそんな時は必ずと言っていいほど、骨盤も丸まって後傾の位置になっています。丸まった腰を伸ばすには骨盤を動かしてあげながら、ストレッチすることが何より大事。
今日は椅子を使って骨盤を前後に動かして、腰をストレッチを紹介します。
腰が動いてくると、腰の丸まりと縮んだ感覚が出てくるでしょう。それと同じくらいチェックしてほしいのが「もも裏・膝裏・ふくらはぎ」の伸び感です。骨盤から腰を反らせた時に、この3つの筋肉のどれか、もしくは全てが伸びている感覚があるとしっかりと腰が動かせている証拠です。腰が硬くなっている人ほど、骨盤や腰の動きが小さく、ストレッチがやりにくいと感じると思います。3つの筋肉の伸び感を目安に行ってみてください。
ストレッチの後は腰の動きが良くなり、ハリや硬さが取れているでしょう。腰のウォームアップとしてこのストレッチを行った後に、さらに別のストレッチやエクササイズの取り組むのも良いと思います。地味な動きですが、効果抜群なのでぜひやってみてください。
丸まった腰のハリと硬さを取る!骨盤を動かす椅子ストレッチ
1)椅子に手をつきます
肩の下に手首、お尻の下にカカトがくるようにセットしてください。
2)骨盤を動かす椅子ストレッチ
息を吸って吐きながら、骨盤を後傾させながら腰を丸めます。下腹を軽くへこませましょう。
息を吸いながら、骨盤を前傾させて腰を縮めます。「もも裏・膝裏・ふくらはぎ」の3つの筋肉のどれかまたは全てが伸びている感覚を確認してください。
伸び感が出るまで繰り返し行い、伸び感が出てきたところから、この動きを連続で10回行いましょう。
▼動画で動きを確認したい方はこちら▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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