「柿はこの食べ方が正解!」身体の冷えを和らげる【甘〜い調理法】とは|自然食料理人の提案
「柿は体を冷やす」といわれていますが、焼くことでその作用を緩和することができます。余分な水分が飛び、甘さは倍増。まるで栗のような味わいに、思わず箸がすすみます。今回は、そんな焼き柿と相性の良い白和えをご紹介します。
柔らかな甘さと明るいビタミンカラーが特徴の柿。
その色どおりの豊富なビタミンCが免疫力をアップさせ、冬の風邪予防に欠かせない果物のひとつです。
ですが、薬膳的に柿は「寒性」といわれていて、体を冷やす作用が強いそうです。
「柿を食べると体が冷えて苦手」という方も確かに多いようですね。
そんな方におすすめの柿の食べ方があります。それは「焼き柿」。
焼くことで余分な水分が減り、冷え具合が緩和されます。また、甘味が増して、まるで栗のような味わいに。
今回は、そんな焼いた柿を使った白和えをご紹介します。
柿と豆腐のサッパリした甘さが互いに調和し、なんだか箸がすすんでしまう一品。生の柿よりも和えやすく、和え衣との一体感が楽しめます。
焼き柿の白和え(調理時間:10分)
【材料2〜3人分】
・柿‥‥‥‥‥‥‥‥一個(150〜200gほど)
・絹豆腐‥‥‥‥‥‥1/2丁(150gほど)
・サラダ油‥‥‥‥‥少々
(調味料)
・みそ‥‥‥‥‥‥‥大さじ1/2
・白ごまペースト‥‥大さじ1/2
【作り方】
1. 絹豆腐の水をキッチンペーパーで拭いておく。
2. 1と調味料をボールに入れ、滑らかになるまでよく混ぜ、和え衣を作る。 (お好みでゴロゴロ荒く豆腐が残っていてもOK)
3. 柿の皮をむき、1cm幅のくし切りにして、少量のサラダ油で両面こんがりと焼く。
4. 3を皿に取り、荒熱が取れたら1と和える。
柿は焼き方の調整を
硬い柿はしっかりと焼き、熟した柿はサッと焼くなど、柿の種類や状態で焼き方を調整しいてください。
個人的には、サッパリした甘さで熟しすぎないのものが白和えに合うと思いますよ。
秋冬の箸休め、お口直しに。焼き柿の白和えをぜひ添えてみてくださいね。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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