夏に起こりやすい!?【更年期不眠に悩む人増加中】睡眠の質を左右する自律神経の乱れの対処法とは

 夏に起こりやすい!?【更年期不眠に悩む人増加中】睡眠の質を左右する自律神経の乱れの対処法とは
photo by Tomoe Yoshida
吉田巴瑛
吉田巴瑛
2024-08-18

更年期世代に突入し、心も体も不調な日が増えてきた、と感じる人に。この世代になると、日常生活の中で感じる疲れやストレスがなかなか取れず、うまく眠れない日が増えてきます。特に夏場は、室内と外の温度差でさらに体調が乱れがちに。そんな時は、自律神経を整えるための背中ストレッチを取り入れてみましょう。

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自律神経が乱れる原因とは?

自律神経は、私たちの体内で無意識に働く神経系の一部で、心拍数や呼吸、消化などをコントロールしています。ストレスや不規則な生活、加齢によって自律神経が乱れると、体の不調やメンタルのバランスが崩れやすくなります。具体的には、疲れやすさ、睡眠の質の低下、頭痛や肩こりなどの症状が現れることがあります。

自律神経を整えるための「背骨アプローチ」

背中の動きが悪くなり固まってしまうと、深い呼吸ができなくなってしまうため、自律神経が乱れやすくなりますす。1ポーズでしっかり背中が伸ばせるストレッチをご紹介します。

①マットに横向きに寝て、右肩の下にひじをつけ、上半身を起こしましょう。

②下になった脚の股関節と膝をそれぞれ90度に曲げて、上になった脚は股関節はまっすぐ、膝を90度に曲げて、卍のような形にセットします。

横向きになり足を卍の形にする
photo by Tomoe Yoshida

③息を吸いながら上になった左腕を天井方向へ持ち上げ、吐きながら右手のそばに下ろします。その時左上の甲からひじまでを床につけて、その腕の上にひたいを乗せましょう。

腕を伸ばして背中をストレッチ
photo by Tomoe Yoshida

③上半身がうつ伏せになった姿勢を保ったまま、5秒かけて息を吐き、5秒息を止め、鼻から静かに息を吸います。この呼吸を10回繰り返します。

④反対側も同様に行い、背中を丁寧にほぐしましょう。

さらに自律神経を整えたい方はこちら

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吉田巴瑛

吉田巴瑛

音楽療法士/クリスタルボウル奏者/ヨガ講師 幼少期より音楽に慣れ親しみ、3歳からピアノ、10歳から17年間トランペットを専攻。 音楽大学にて音楽療法士の資格を取得。音楽イメージ療法を軸にサウンドバスの活動を開始。 インド政府公認のヨガ講師に認定され、インド、スリランカ、タイなどで学びを深める。 2021年初めての書籍となる『吹奏楽ヨガ』が発売。 現在は新月と満月の月2回開催のサウンドバス瞑想 YouTube「自律神経を整えるヨガチャンネル」にて癒しのヨガを発信中。



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