妊娠・出産のストレスを解消する8つのポーズ
妊娠がわかり、喜びと同時に「母親になること」への不安を抱く人もいるだろう。それは心と体を強く、柔軟にすることでやわらげることができる。紹介する8つのポーズからなるシークエンスで、妊娠・出産のストレスを解消しよう。
妊娠期を通じてこのシークエンスを練習し、心身ともに強さと柔軟性を高めよう。そのバランス感は妊娠期をより楽にし、出産時にも役立つだろう。時間がないときは20分でシークエンスを行ってもよいが、可能なら各ポーズにじっくりと時間をかけて、筋肉をしっかり使いながら、深くリラックスしてほしい(妊娠の状態は人によって異なる。必ず医師などの了解を得てから、ヨガの練習を始めよう)。
1.ハッピーベイビーの呼吸をする英雄のポーズ
この練習は、一番小さなヨギである赤ちゃんからヒントを得た。満たされて幸せな赤ちゃんの呼吸を実践してみよう―― ゆったりと、深く、穏やかに。このような呼吸は神経系を鎮め、母体と赤ちゃんを支える子宮への酸素量を増やしてくれる。また、このハッピーベイビーの呼吸は、陣痛や出産時にも役立つと多くの妊婦が実感している。
HOW TO
四つんばいになり、両足首の間に、折りたたんだブランケットや小さな枕、もしくはブロックを置いて、その上に座る。両手をお腹にあてて、目を閉じる。呼吸を深めながら、内側に意識を向けていこう。坐骨を床に沈めながら、背骨を伸ばし、頭のてっぺんまでまっすぐにする。この動きによって、呼吸と赤ちゃんのために、体の中のスペースを最大にすることができる。息を吸うたびに、お腹が大きく広がって満たされる感覚を味わおう。息を吐くときは、赤ちゃんをやさしく抱くように、ゆっくりと腹部を背骨のほうに近づけていく。 できれば3~5分、もしくはさらに長く練習しよう。
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