【さくらんぼ】「甘いさくらんぼの見分け方」と甘みが長持ちする賢い保存法を管理栄養士が解説!

 【さくらんぼ】「甘いさくらんぼの見分け方」と甘みが長持ちする賢い保存法を管理栄養士が解説!
by写真AC

今が旬のさくらんぼ。美味しい実の見分け方と保存方法についてご紹介します。

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美味しいさくらんぼを見分けるポイント

  • 実に張りがあり、大きい
  • 実に傷や変色がない
  • 実が濃い赤色でつやがあり、硬さがあるもの(熟れすぎていないもの)
  • 軸が太く緑色のもの
    さくらんぼは追熟することがないため、購入時の状態で判断することが大切です。最も美味しいのは収穫した直後で、それからは段々と味が落ちてしまいます。さくらんぼの実はやわらかくデリケートなため実の傷んだ部分からカビが生えやすく、購入後は早めに食べるようにしましょう。

さくらんぼ狩りで美味しい実を見つけるには

さくらんぼ
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次は枝についている状態の美味しいさくらんぼの見分け方についてご紹介します。

  • 日が良く当たっている
    日が当たりやすい場所に生っている実は熟している場合が多いです。特に他の枝に遮られない高い場所にあるものは、美味しい傾向にあります。
  • 枝の先に生っているもの
    樹の根本の方に生っているものよりも、枝先に生っているものを選びましょう。

さくらんぼの正しい保存方法

果物は冷蔵保存の方が良いと思われがちですが、さくらんぼは温度変化に弱いため常温での保存がおすすめです。もし冷蔵の状態で販売されていた場合は、引き続き冷蔵保存をするようにしましょう。ただし、5℃以下になると実がかたくなり甘みも美味しさも減ってしまうためなるべく早く食べきりましょう。具体的な常温での保存方法についてご紹介します。

1、保存容器にうつす

保存容器にキッチンペーパーを敷き、その上にさくらんぼを並べます。さくらんぼの実は傷つきやすいため、擦れないように間隔をあけて並べるようにしましょう。

2、涼しい場所で保管する

保存容器に並べたら、キッチンペーパーで包み、ふたをします。(結露や乾燥にも弱いため、キッチンペーパーで覆うことにより直接外気が当たることを防ぎます)高温にならない涼しい場所で保管し、3日を目安に食べきりましょう。

冷たい状態でさくらんぼを食べたい場合は冷水でさっと冷やして食べるか、食べる20~30分前に冷蔵庫に入れて冷やすと良いですよ。

数日で食べきれない場合は冷凍してシャーベットとして食べる方法もあります。実を傷つけないように水にさらし、キッチンペーパーで水気をふき取ります。冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。食べる際は、約3分自然解凍しシャーベット状で食べると美味しいですよ。1ヵ月を目安に食べきるようにしましょう。

【参考文献】
山形味の農園:くだもの歳時記
ニチレイ:ほほえみごはん

ライター/まつおかあいこ
管理栄養士として保育園、病院での大量調理や栄養士業務を経験。調理経験の中で身に着けた知識をもとに、身近な食材についての記事の執筆を行っている。

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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