【甘いスイカの見分け方】これで失敗しない!カットタイプは身と皮の境界線を見れば「甘さ」がわかる?
だんだん夏に近づいてくると恋しくなるのがスイカ。甘味がたっぷりでジューシーな果汁は、夏の熱った身体を冷やしてくれますね。ただ甘いスイカを期待して食べてみたら、がっかりということもしばしば。今回はおいしいスイカの見分け方をご紹介します。
おいしいスイカの見分け方とは?
夏の風物詩といえばスイカ。スイカは90%以上が水分の為、水分補給としてもおすすめの果物です。ただスイカ選びに失敗しないためにはどのように見分ければいいのでしょうか?
丸ごと購入する場合
スイカを丸ごと購入する場合はどこを見ればいいのでしょうか?
①縞模様がくっきりしているもの
スイカは成熟するに従い、皮の黒い縞の部分が濃くなると言われています。その為、緑と黒の縞模様がくっきりしているものは完熟している証拠。また縞模様の部分を触ってみると凹凸があるのがお分かりになると思います。この凹凸がはっきりしているものの方が完熟して甘味が強い傾向があるそうです。
②ツルの部分がへこんでいるもの
ツルの部分がへこんでいるものは完熟している証拠です。もしツルがついている場合は、緑色のものを選ぶようにしましょう。スイカは収穫した時が甘さのピークで、追熟しない果物です。その為、収穫後が新鮮で一番おいしい状態。ツルが茶色のものは収穫してから時間が経っている証拠です。
カットしたものを購入する場合
丸ごと購入すると食べきれない為、カットスイカを購入することもありますよね。カットしたスイカの場合はどこを見ればいいのでしょうか?
①果肉(赤い部分)と皮(白い部分)のコントラストがはっきりしているもの
スイカは完熟すると果肉が真っ赤になるので、赤い部分と白い部分の境界線がはっきりしているものは、完熟して甘さが強い証拠。また果肉が引き締まっているものを選ぶようにしましょう。
②種が真っ黒のもの
種も完熟すると黒くなるので、真っ黒のものは食べ頃のサインです。
③果肉が少しひび割れて崩れているもの
完熟したスイカは切ったときにはじけるように身が割れやすいです。その為、少し崩れているものは、完熟して甘い証拠なのだとか。
スイカは中心部分にいくほど甘味が強くなると言われています。その為、一人分にカットするときは放射線状にカットすると、甘い部分が均等に行き渡りやすいですよ。
またスイカは収穫直後が一番おいしいとされているので、購入したらなるべく早く食べるようにしましょう。冷蔵庫で保存する場合は、水分が飛ばないようにラップをかけて冷蔵庫で保存します。一度に食べきれない場合は、一口大にカットして、ジップ付きの保存袋で冷凍するのがおすすめですよ。
<参考>
JAグループ 夏の旬くだものスイカ
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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