【更年期のお悩み】虫歯・歯周病ではないのに歯が痛むのはなぜ? 原因と3つの対策ケア

 【更年期のお悩み】虫歯・歯周病ではないのに歯が痛むのはなぜ? 原因と3つの対策ケア
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永田京子
永田京子
2024-06-17
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非歯原性歯痛の対策ケア①肩回しエクササイズ

非歯原性歯痛の場合、顎まわりの筋肉や顔の筋肉を緩めたり、血流をよくすることで、歯の痛みが和らぐことがあります。簡単な方法を3つ紹介しましょう。1つ目は、肩回しエクササイズです。首や肩周りの筋肉をほぐし、血流のよい状態を保つことで、歯の痛みが改善することがあるので、ぜひ試してみてください。

①両手を肩の上に乗せる。
②肘で大きな円を描くように、前から後ろへ、後ろから上、前へと回す。背中の上部にある肩甲骨周りをしっかり動かすようにして、大きく回す。10回程度行う。

写真:YouTube「ちぇぶらチャンネル」
写真:YouTube「ちぇぶらチャンネル」

③次は逆回し(後ろから前へ、前から上、後ろへ)に10回程度回す。肘ができるだけ遠くを通るようにして大きな円を描き、胸の前側がストレッチされるのを感じながら行うとよい。
④両腕を前に伸ばし、腕どうしをクロスしてから手のひらどうしを向かい合わせにして、合わせる。
※肩が痛い場合は無理をしない。
⑤可能ならば、④の状態のまま両手を頭上方向に伸ばす。さらに可能ならば、腕の間から頭をくぐらせて、後頭部で二の腕の内側をぐっと押すようにして10秒キープする。

写真:YouTube「ちぇぶらチャンネル」
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⑥ゆっくりとほどく。
⑥で腕をほどくと、肩周りや腕に血流が戻るのを感じられるでしょう。

非歯原性歯痛の対策ケア②側頭筋マッサージ

2つ目は、側頭筋(そくとうきん)のマッサージです。側頭筋はこめかみのあたりにあり、顎を動かすときに働く筋肉です。

イラストAC
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①両手をこめかみのあたりに当てて、手のひらで頭を挾む。
②両手のひらで少し頭に圧をかけるようにしながら、後ろ回しで円を描く。10回程度行う。

写真:YouTube「ちぇぶらチャンネル」
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この簡単なマッサージを行うだけでも、頭がすっきりした感じがすると思います。

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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写真:YouTube「ちぇぶらチャンネル」
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