【更年期の足裏の痛み】足底腱膜炎の原因は?ストレッチとツボ押しで予防・対策
足底腱膜炎のケア③ツボ押しケア
足の裏が痛いときは、足の裏以外のツボ押しケアがおすすめです。今回は2つのツボを紹介します。
1つ目のツボは「水泉(すいせん)」です。内くるぶしとかかとの中間点にあります。水泉を押すことで、脚の老廃物を排出してむくみを解消したり、筋肉疲労をとる効果、足裏の痛みの改善が期待できます。
2つ目のツボは「僕参(ぼくしん)」です。外くるぶしとかかとの中間点にあります。僕参を押すことで、足裏の痛みの改善が期待できます。
押し方は、ツボ押しをする足と反対側の手の指を使って、一度に2つのツボを押していきます。水泉に親指を、僕参に中指を当てて、ぐっと挟むようにして5秒ゆっくり押して離すのを3セット行います。左右両方の足のツボを押しましょう。
直接足裏を刺激するのはNG
足の裏の不調というと、アーチ型の竹をふんでみたり、足裏のマッサージがよいと思いがちです。しかし、足底腱膜炎は足裏に炎症が起こってる状態なので、足裏に直接刺激を与えることはおすすめできません。今回お伝えしたような、足裏やふくらはぎのストレッチや、ふくらはぎの筋トレ、足裏以外の場所のツボ押しなど、足裏を直接刺激しない方法を試してみてください。足裏の症状が続いたり、痛みが辛い場合は、整形外科を受診することも大切です。もし、更年期の症状が他にもある場合は、婦人科で相談することもできます。足の痛みは日常生活にも大きく影響します。積極的に予防や対策ケアに取り組むようにしましょう。
NPO法人ちぇぶらでは、更年期をよりごきげんに快適に過ごして行くためのヒントやアイデアを発信しています。更年期の症状別の対策ケア方法や更年期の体験談など気になる方は、ホームページ、YouTube公式チャンネル、Voicyをチェック! YouTube公式チャンネル更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」、Voicy 40代が美しく健康になるラジオで検索してみてくださいね。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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