「だるい…眠たい…」【更年期の5月病】原因とストレスをケアする3つの対策
五月病対策ケアその1:呼吸でストレス発散
五月病対策ケア1つ目は、ストレスを発散する「1対2の呼吸法」です。息を吸う2倍の長さでゆっくりと息を吐き出す方法です。
例えば、4秒かけて息を吸う
→2倍の8秒かけて口からゆっくり息を吐き出す
という方法です。この呼吸を何回か繰り返します。
1対2の呼吸法は、自律神経に働きかけて、体がリラックスするときに働く副交感神経を優位にしてくれます。短時間でとても高いリラックス効果が得られ、どこでもできる方法ですので、ぜひ試してみて下さい。
五月病対策ケアその3:ツボ押しで気持ちを落ち着ける
3つ目の対策ケア方法は、ツボ押しケアです。体調がよくないと、「運動しましょう」「外に出て歩きましょう」といったアドバイスをもらっても、「そんな元気がないから困っているんです…」という気持ちになることもあるでしょう。そのようなときは、簡単にできるツボ押しケアがおすすめです。
今回紹介するのは、「神門(しんもん)」というツボです。
神門は、手首の手のひら側、小指側にできるくぼみにあるツボです。手首を少しそらすと、手首を横に走るしわの下あたりにあります。ここに反対の手の親指の腹を当てて、ぐっと5秒ほど押してみましょう。息を吐き出しながら、気持ちいいと思う程度の強さで押します。
反対側の手でも行います。1日に5セットほど行うとよいでしょう。
自律神経を整えて、気持ちを落ち着けるような働きが期待できます。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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