運動が苦手でも体が硬くても大丈夫!【股関節がみるみる柔らかくなる】寝ながらじっくり股関節ほぐし
長時間の座りっぱなしや運動不足が続いていると、股関節が硬くなり、それに伴い股関節の違和感やむくみなどの不調が表れやすくなります。運動が苦手な人でもできる「寝ながら股関節ほぐし」で、日々の疲れを取り除きましょう。
股関節の硬さの原因とデメリット
股関節は上半身と下半身をつなぎ、立つ・歩く・座るといった日常生活の動作にも関わる重要な関節。股関節は様々な筋肉に支えられてスムーズに動かせるのですが、長時間の同じ姿勢や運動不足・筋力低下などにより股関節の動きに関わる筋肉が硬くなると、さまざまな不調の原因となる場合があります。
股関節が硬くなるとこんな不調が出やすい
・股関節の違和感や詰まり感がある
・歩行がスムーズにできない、つまずきやすい
・座り姿勢が崩れる
・血行不良、冷えやむくみの発生
・ぽっこりお腹や下半身太り
・腰や膝の違和感や痛みの発生
・疲れやすい
股関節をほぐして不調の予防・緩和を目指そう
股関節を柔らかくすることで、姿勢が改善して猫背の予防になったり、血行が促進されて冷えやむくみの緩和に繋がったり免疫力が高まったりと嬉しい効果が期待できます。
その他にも、骨盤バランスが整ったり運動のパフォーマンス向上にも繋がるので、毎日をイキイキと過ごすためにも股関節ほぐしを日課にすると良いでしょう。
寝ながら股関節ほぐし
股関節は立体的な動きができる関節です。そのため今回は、さまざまな方向に動かすことで股関節をほぐしましょう。呼吸を止めずに、リラックスしながら行ってください。
①仰向けになり両膝を立て、そのまま両脚を床から浮かせます。両手は膝か床に添えましょう。
②脚を浮かせたまま両膝を左右に開き、膝で円を描くようにゆっくりと回します。
③5回ほど行ったら、反対回しも同じように行います。
④仰向けで両膝を立てて床につき、脚幅は肩幅ほどに広げます。
⑤両膝を右側に倒し、脚の付け根の伸びを感じます。
⑥30秒ほどキープしたら、反対側も同様に行います。
⑦両膝を立てます。右脚を天井方向に持ち上げて、両手を右太もも裏に添えます。
⑧右脚をまっすぐ伸ばしたら、そのまま右脚を上半身の方に近づけて太もも裏の伸びを感じます。
⑨30秒ほどキープし、反対脚も同様に行います。
動画で動きを確認しながら行いたい方はこちら
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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