【旬のスナップエンドウ】茹で方次第で食感が変わる!スナップエンドウの正しいゆで方
最近店頭に並び始めたスナップエンドウ。3〜6月に旬を迎え、ちょうど今がおいしい時期です。スナップエンドウはえぐみが少なく、調理も比較的簡単な為、最近ニーズが高まっている野菜なのだとか。今回はおいしくゆでるコツをご紹介します。
スナップエンドウの特徴
スナップエンドウは元々グリンピースをさやごと食べられるように品種改良をした野菜。成長してもさやがやわらかく、甘味が強いのが特徴です。別名「スナックエンドウ」とも呼ばれ、パリッとした食感でついつい手が進みますよね。βカロテンやビタミンC、葉酸を始めとした栄養が摂れ、彩りもいいので、一品足りない時やお弁当にもピッタリの野菜です。
スナップエンドウをおいしく食べるには?
たくさんの魅力があるスナップエンドウ。おいしく食べる方法を学んでいきましょう。
①筋を取る
スナップエンドウは絹さやと異なり、筋が太いのが特徴。その為、ゆでる前に筋を取る必要があります。先端をポリッと折り、反対の先端に向かって引っ張ると筋がついてきます。筋は太くて口に残りやすいので、両側取りましょう。
②ゆでる時はグラグラと沸騰させた状態でスナップエンドウをはじめ、さやごと食べる豆類は、グラグラと沸騰した湯でゆでるとおいしく仕上がります。一方、さやから出して実だけ食べる豆類は弱火で煮立たせないようにゆでると上手にゆでることができます。
鍋に1Lくらいの湯を沸かし、塩を小さじ1ほど入れます。沸騰したら、スナップエンドウを加え、2〜2分半ほどゆでましょう。
③冷めたら、しっかり水を切る。ゆで上がったら、ざるにあげて、冷水につけて冷まします。冷水で一気に冷ますと、余熱で火が入りすぎるのを防ぐことができ、色良く仕上がりますよ。スナップエンドウは先端を折っている為、中に水が入りやすい状態です。その為、スナップエンドウが冷めたら、しっかりと水を切ると、水っぽくならず、おいしく食べられますよ。
ぜひおいしいゆで方をマスターして、旬のおいしさを楽しんでくださいね!<参考文献>
KAGOME いんげんとスナップエンドウ、旬のおいしさを逃さない茹で方は?
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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