今が旬のスナップエンドウ、シャキシャキ食感を残して美味しく食べる「茹で方のコツ」って?
目にも身体にも優しいごはん。そのレシピと、心地よく楽しんで作るためのヒントをご紹介します。
食感が美味しい、旬のスナップエンドウ
柔らかくぷりっと肉厚なさやと、甘味がある豆の両方を贅沢に食べる、春から初夏が旬のスナップエンドウ。
ネットに絡みながらつるを広げ、白い可愛い花から実をつけて、それを「手で摘む(snap)」ことが名前の由来だそうです。
その見た目どおり、たんぱく質、カロテン、ビタミンC、B1などが豊富で、春に必要な栄養がたっぷりと詰まってますね。
僕も大好きな春野菜の一つです。
今回は、その食感を活かした優しい茹で方と、おすすめの食べ方をご紹介いたします。
シャキシャキ感を活かした茹で方
スナップエンドウはシャキシャキとした食感がいのち。それを活かすため、ぐつぐつと激しくではなく、丁寧に優しく茹でていきましょう。
◆下ごしらえ
側面にある筋を取ってから下茹でをします。
1. スナップエンドウの先端を切り落としながら、
2. 一緒に側面の筋を引っ張って取ります。反対側も同様に取りましょう。
3. 小鍋や小フライパンに、スナップエンドウがかぶるくらいのお湯を沸かし、塩小さじ1/2程度を入れ、1分半〜2分程度、時々ヘラで沈めたりしながら茹でていきます。
茹で方のポイント!
スナップエンドウを入れて再沸騰してきたら、ぷつぷつと泡が立つくらいの優しい弱火にします。
ぐらぐらと沸騰しているままだと細胞が必要以上に壊れ、シャキシャキの食感が失われてしまいます。栄養のロスも大きくなりますね。
4. 茹で終わったらザルにあげ、冷まします。冷蔵庫で保存すれば、3日くらいは美味しい状態で食べれます。
切った断面はキリッと立っていて、みずみずしい感じの仕上がりに。
おすすめの美味しい食べ方
下茹でしたスナップエンドウはそのままでも美味しく頂けますが、軽く表面を焼くことで余分な水分が飛び、甘味が増します。
また、シンプルなポテトサラダにざく切りにして入れるのもおすすめ。きゅうりみたいなシャキシャキ食感と柔らかいマッシュのコントラストに箸が進む一品です。
今しかない旬の味覚と食感を、ぜひ味わってみてください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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