あなたの膝、ねじれてない?ペンを使った簡易セルフチェックと改善エクササイズ
膝から下が外側に湾曲しているように見えている方、実は膝の骨のゆがみが原因かもしれません。あなたの膝下は大丈夫?まずはセルフチェックから行ってみましょう!
膝下の歪み、気になりませんか?
膝下が湾曲しているように見えるのが気になっている方はいませんか?
湾曲しているように見えるのは、太ももの骨とスネの骨がかみ合っている膝の部分でねじれが生じていることが原因であることが多く、実は日常の姿勢や体重のかけ方など後天的なことが原因です。膝のゆがみを放置すると、将来的に膝の痛みや悪化すると変形性膝関節症などにも発展しかねないと言われています。
簡易セルフチェック
ご自分の膝の骨が歪んでいないか、ペンを使ってセルフチェックしてみましょう。床に座った姿勢で行うと分かりやすいです。
膝のお皿の上側:真ん中を見つける(目視で真ん中を見ても良いですし、レギンスを履いている方は側面にある左右の縫い目からちょうど真ん中を見つけてみましょう)
膝のお皿の下側:スネの骨を触り、一番出っ張っているところを見つける
お皿の上と下の真ん中をペンでつないでみて、ペンがまっすぐであれば歪みなし!外側に開いている場合は歪みありです。
簡単!歪み矯正エクササイズ
ペンがまっすぐにならなかったという人は、今回ご紹介するエクササイズで膝下の歪みを矯正していきましょう。一回で変化が出る人もいるので、ビフォーアフターで比べてみて!
<やり方>
1)床に座り、右膝を軽く曲げて、右手でふくらはぎの外側に、左手は膝上の内側に添える
2)左手で膝が内側に入らないように抑えながら、右手でふくらはぎの外側を10~20回ほど内側に回す
3)膝下を内側に回した状態で膝をゆっくり伸ばす。戻したらもう一度、膝下を内側に回し、膝を伸ばすを10回程度繰り返す
エクササイズを行った後、もう一度ペンを使ってチェックしてみてください。その場で変化が出ない場合も2週間程度続けることで変化を感じてくるかもしれません。膝下を内側に回す動きで回る感じがないという方は、お風呂の中やお風呂上りの筋肉が緩んでいる時に行うこともオススメです。
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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