【40代以降の浮き輪肉に効く】お肉たっぷりの背中を最短でスッキリさせる「ローイングエクサ」
なかなか見ることのできない自分の背中ですが、ふと鏡を見たときにモッタリお肉がついていてがっかりした経験がある人もいるのではないでしょうか? 今回は多くの人が間違えやすい背中エクササイズのポイントや、初心者さんでも効果が出やすいローイングエクササイズをご紹介します。
背中がモッタリする原因は?
ブラジャーなどの下着の着け心地が変わってきたり、下着のラインからお肉がはみ出ていたり、背中についたお肉が気になっている人も多いと思います。実はその背中のモッタリの正体は脂肪だけではないのです。
カチコチ筋肉+むくみ+脂肪=モッタリ感
特に肩や腰などがこりやすい人は、日頃から背中を大きく覆う広背筋を中心に背中の筋肉をあまり使えてない可能性があります。筋肉がカチコチに固くなってしまうと、肩こり同様に背中の筋肉も固まってしまい、血流の滞りなどが起きてむくみやすくなり、さらに脂肪もつきやすい状態となります。
このように脂肪以外にもさまざまな原因が重なり合うことで、背中がモッタリとしてしまうのです。
モッタリ背中解消の鍵は「広背筋の使い方」
背中の筋肉の中でも一番大きい広背筋のこりをほぐし、むくみを解消するだけでもずいぶん背中はスッキリとします。そして、広背筋が活性化すると背中まわりに脂肪がつきにくくなるという好循環が生まれます。
ここで気をつけたいのが広背筋の正しい使い方です。間違えたフォームでいくら頑張ってもなかなか効果は出ません。
●背中エクササイズでよくある間違い
写真のように、背中ではなく肩や腕を使ったトレーニングでは、背中の筋肉が効果的に鍛えられません。
背中を正しく使えるローイングエクササイズ
今回は正しいフォームで広背筋をより大きく動かすエクサを2つのステップに分けてご紹介します。
①椅子やベッドの前に立ち、左膝と左手を乗せます。右膝は少し曲げて右腕はだらんと下に伸ばします。
②右腕全体を内側へひねり、手のひらを外へ向けます。
③手でドアノブを回すように右手を内側外側に10回ずつねじりましょう。この時、できるだけ腕全体をねじるように意識してください。
このねじりがしっかり行えるようになると、間違えた背中の使い方が防げます。
④右腕を外側にねじりながら同時に右ひじを引きましょう。この時、脇をしめながらできるだけしっかり引くのがポイント。
⑤息を吐きながら、内側にねじり腕を伸ばして基本のポジションに戻ります。この動きを1セットとして20〜30セットゆっくり可動域を大きく保ちながら繰り返します。終わったら反対側も同様に行います。
※動かし方に慣れてきたら、ダンベルやウォーターボトルなどを握って行ってみましょう。
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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