【プリン体クイズ】赤味噌と白味噌の味噌汁、どっちが多い?尿酸値が高い人が知るべき意外な事実

 【プリン体クイズ】赤味噌と白味噌の味噌汁、どっちが多い?尿酸値が高い人が知るべき意外な事実
canva
中村友也
中村友也
2024-02-04

ビールや魚卵に多いイメージのあるプリン体ですが、実は幅広い食品に含まれており、似たような食品でも含有量に違いがあることを知っていますか?この記事では、日本で幅広く食べられている赤味噌と白味噌の味噌汁のどちらにプリン体が多いのかについて紹介します。プリン体を避けたいけど、味噌汁は飲んでも良いのか?飲むならどのどっちの味噌が良いのかなどが気になる方はぜひご覧ください。

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プリン体とはどういうもの?

プリン体とは、細胞の核に存在する核酸を構成する主成分で、アデニンやグアニンなどの成分として存在しています。この核酸という成分はほとんどの生物が持っている成分であるため、プリン体もあらゆる食品に含まれています。また、プリン体は体内の代謝反応や、細胞の増殖に必要な成分であるため、避ける必要はありません。

プリン体は危険?

プリン体は、体内で尿酸という成分に分解され尿と一緒に排泄されるため、基本的に危険性はありません。しかし、プリン体の多い食事を続けたり、慢性的に飲酒量が多かったりすると、尿酸の排泄が滞り高尿酸血症という状態になります。高尿酸血症が続くと、尿酸が血中で結晶化し関節に痛みが出る痛風を引き起こすため、プリン体を多く含む食品の摂取量や、飲酒量には注意が必要です。

赤味噌と白味噌は何が違う?

赤味噌と白味噌の違いは、熟成期間と材料にあります。

味噌は、煮た大豆と、麹(大豆や米、麦に麹菌をつけて発酵させたもの)、塩を混ぜ合わせて熟成させることでできますが、赤味噌は1年以上、白味噌は数ヶ月と熟成期間が違います。他にも、赤味噌は大豆の比率が高く、白味噌は米麹の比率が高いため、色や風味に違いが生まれます。

味噌
赤味噌と白味噌の違いは、熟成期間と材料にある。photo by canva

赤味噌と白味噌どちらのほうがプリン体が多い?

原料は近いものの発酵期間や原料の比率が違う赤味噌と白味噌、どちらのほうがプリン体が多いのでしょうか?比較してみると、赤味噌は100gあたりのプリン体量が63.5mg、白味噌は48.8mgと、赤味噌のほうが多いことがわかります。この理由として、原料である大豆とお米のうち、大豆のほうがプリン体を多く含んでいるため、大豆を原料として多く使用している赤味噌のほうがプリン体が多くなっていると考えられます。そのため、味噌を使う場合は赤味噌よりも白味噌のほうがプリン体が少ないためオススメだと言えます。ただし、味噌汁1杯であればほとんど違いはないため、大量に使わないのであればそこまで気にする必要はないでしょう。

まとめ

赤味噌と白味噌のプリン体の量の比較と、プリン体そのものについて紹介してきました。一見同じような食品に見えても、材料や製造方法によってプリン体の量も異なることがわかりました。味噌に関しては、日常的な量であればそこまで大きな差はありませんが、似ている食品でもプリン体の量が異なることもありますので、プリン体が気になる方は、これを期にプリン体について調べてみてはいかがでしょうか。

参考:

みその違い|百川味噌

プリン体の量

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中村友也

中村友也

フリーランス管理栄養士。 私立大学の管理栄養士養成課程を卒業後、新卒で高度急性病院で栄養管理、栄養指導に従事。栄養指導件数は300件以上。その後独立しフリーランスへ。 現在は管理栄養士としての知識や経験を活かし、ライターとして健康、栄養ジャンルの記事を執筆。 また、自身の体験を元にしたブログの運営やコミュニティの代表も務めている。



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